【掃除機の疑問】サイクロン式と紙パック式それぞれのメリット・デメリットは?

掃除機

掃除機のサイクロン式は遠心力でゴミと空気を分離するため、フィルターの目詰まりが少なく、吸引力が落ちにくいというメリットがある半面、ゴミを捨てる際にホコリが舞ったり、手などが汚れやすいやすいのが難点。一方、紙パック式には定期的に紙パックを交換する必要がありランニングコストが気になるところだ。

掃除機
掃除機のサイクロン式と紙パック式には、それぞれどんな強み、弱みがある?

サイクロン式はゴミと空気を遠心力で分離する方式、紙パック式は紙パックのフィルターで分離する方式です。

サイクロン式は遠心力でゴミと空気を分離するため、フィルターの目詰まりが少なく、吸引力が落ちにくいというメリットがある半面、ゴミを捨てる際にホコリが舞ったり、手などが汚れやすいやすいのが難点です。

一方、紙パック式は、ゴミがたまった紙パックをそのまま捨てられるため、ゴミが舞うことなく、手も汚れにくいというメリットがあります。ただし、ゴミをたくさん吸うと、フィルターの目詰まりが起きて吸引力が落ちてしまうため、定期的に紙パックを交換する必要があります。そのぶん費用がかさみますが、純正以外に安価な汎用品の紙パックが使える場合も多いので、ランニングコストが気になる人は、目当ての機種で汎用品が使えるかどうかも検討してみるといいでしょう。

家電量販店やホームセンター、ネット通販などで汎用品の掃除機用紙パックを購入できる(画面は「ヨドバシドットコム」)。

掃除機
一人暮らしで一台だけ掃除機を買うとしたら、どのタイプがおすすめ?

掃除機は、コードレススティック掃除機、キャニスター型掃除機、ロボット掃除機の三つのタイプに大きく分けられますが、一人暮らしならサッと取り出して、すぐに掃除ができるコードレススティック掃除機が最もおすすめといえるでしょう。バッテリー駆動時間が短めのモデルでも、一人暮らしであれば一度の充電で部屋中をくまなく掃除できます。充電台が付属するモデルや、布団用やすき間用など、アタッチメントが充実するモデルなら、なおいいでしょう。

外出時などに自動で掃除してくれるロボット掃除機も便利なように思えますが、床上にモノを置かない、ロボット掃除機が通れるようなルートを確保するなどの工夫が必要になるため、さほど部屋が広くない一人暮らしにはあまり向きません。

ダイソンのスティック掃除機の最新モデル、V12 Detect Slim。布団クリーナーやハンディクリーナーとしても使える。

◆解説/安蔵靖志(家電・ITライター)

スポンサーリンク
掃除機
シェアする
特選街web編集部

1979年創刊の老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とするWebマガジン「特選街web」( https://tokusengai.com/ )編集部。2023年6月よりブティック社運営。日常に役立つ知識、商品選びのコツから、お得な購入方法、上手な使いこなし方まで、読者の皆様の快適な暮らしをサポートする記事を作っています。

特選街web編集部をフォローする
特選街web

PR

米どころ・福島の誇りをかけたブランド米『福、笑い』は大粒で強い甘みともちもち食感、香り高さが特徴【贈答品にも】
おいしいお米ってどんなもの? もし「かおり、あまみ、ふくよかさ」にこだわるのなら、2006年から14年の歳月をかけて2021年に完成した、米どころ・福島の誇りとこだわりが凝縮したブランド米『福、笑い』がおすすめ。そのおいしさが生まれるための...

PRニュース

【アート】フランス国家功労賞騎士の称号を持つ「ホム・グエン」、待望の日本初個展を南青山のアートビルで開催。フランク・ミュラーとのコラボウォッチも展示
常に外見を超えた"人間像"を世界に示す独特の作風が特徴で、フランス国家功労賞騎士の受賞やフランク・ミュラーとのコラボ作品で話題の具象画/肖像画アーティスト、ホム・グエン。その待望の初来日の個展『Hom Nguyen exhibition "...

PRニュース