【GIANT】フロントサスペンションフォークを搭載したグラベルバイクの2023年モデル荒れ路面での走破性を高めたモデル

GIANT(ジャイアント)は、グラベルロード「REVOLT」の2023年モデルとして「REVOLT X(リボルト X)」シリーズを発表した。本車両は、フロントにサスペンション機能を搭載したフォークを採用しているのが特徴で、険しいグラベルやダート走行に最適なバイクとなっている。

GIANT
REVOLT Xシリーズ

●価格:REVOLT X ADVANCED PRO 0=110万円、REVOLT X 1=49万5000円

グラベルライディングに特化したショートトラベルサスペンションフォークを全モデルに採用しており、40mmのトラベル量に加え、荒れた路面でもスムーズにコントロールできるように設計されたフレームとハンドル周りを持つ本車両は、ドロップバーバイクのスピード感とマウンテンバイクの安定感で、ダウンヒルを疾走できるバイクになっている。

本車両のジオメトリーは、長いリーチと最適化されたBBハイトが特徴で、荒れた路面でも最大のコントロール性を発揮することが可能で、軽量なフレーム素材とフレーム構造によって、俊敏性とコントロール性を両立させている。登りではパワフルに、下りではテクニカルなコーナリングを自信を持って走行できるようにライダーをサポートしてくれる。

長いリーチとBBハイトが特徴で、荒れた路面でも最大のコントロール性を発揮することが可能。

本車両のフレームは、シートステイとシートチューブの接合部分を低くし、シートステーチューブを細径化することで、スプリント走行やクライミング走行に必要な剛性を犠牲にすることなく、快適性を向上させるように設計されている。シートポストには、ドロッパーシートポストを採用しており、フレームサイズに応じて、75mmまたは、100mmの高さ調節が可能となっている。

25mmのトラベルを可能にしたドロッパーシートポストを採用。フレームサイズに応じて75mm、100mmの高さ調節が可能となっている。

また、16度のフレアを特徴とする「CONTACT SL XRD-FUSE」ハンドルバーを採用。サスペンションに着想を得たハンドルバーデザインは、衝撃や振動が身体に伝わる前に吸収することで、手や腕の疲労を最小限に抑えてくれる。

RREVOLT Xシリーズは、全てのフレームにフリップチップを搭載しており、ホイールベースとリアタイヤクリアランス(最大53mm)を調整することが可能となっている。ホイールベースを長め(ロング)に設定すれば安定性の向上とフレームとタイヤのクリアランスを確保することができ、ホイールベースを短め(ショート)に設定すれば、よりクイックな操縦性と加速性を向上させたライディングを実現することができる。

フレームにフリップチップを搭載しており、ホイールベースとリアタイヤのクリアランスを最大53mm調整することが可能。

本車両は、カーボンフレーム、アルミフレームを用意しており、両シリーズともに、GIANTホイールシステムとチューブレスレディタイヤを標準装備。ハイボリュームタイヤを低圧で使用できるため、様々な地形でもスムーズな乗り心地、グリップ、転がりやすさを実現している。

今回発売されるのは「REVOLT X ADVANCED PRO 0」と「REVOLT X 1 」の2車種で、「REVOLT X ADVANCED PRO 0」は、カーボンフレームに、フロントサスペンションには「FOX 32FLOAT」、25mmのトラベルサスペンションドロッパーシートポスト、コンポーネントに「SRAM FORCE eTap AXS」、ホイールに「CXR X1」カーボンホイールを採用している。