今や一年中、気温の変化や乾燥、ニオイ、空気の汚れなどが気になるもの。そんな中、空調家電が大きく進化している。特徴的な機能を持つ製品をセレクトしてみた。

エアコンは遠隔操作機能の搭載や人工知能の進化に注目

アイリスオーヤマに続き、パナソニックもエアコンにWi-Fi機能を内蔵した。Wi-Fiは高齢者の見守りなどにも役立つし、ペットのいる家庭で安心して使えるなど魅力は大きい。

人の居場所や体感温度、部屋の間取りなどを分析して自動運転する人工知能も進化しており、その点にも注目したい。

フィルター式の空気清浄機能を搭載。空気の“見える化”や遠隔操作も可能

エアコン
パナソニック
エオリアXシリーズ(6〜29畳)
実売価格例:32万1840円(CS-X408C・14畳用)

画像: フィルター式の空気清浄機能を搭載。空気の“見える化”や遠隔操作も可能

20畳相当の集塵能力を持つ独自の可動式「アクティブクリーンフィルター」により、本格的な空気清浄機能を実現。

Wi-Fi機能を内蔵し、部屋の温度や湿度、空気の清浄度合いをスマホの専用アプリで確認したり、外出先から遠隔操作したりできるのも魅力だ。温度の異なる二つの風を作り出して、吹き分ける機能も備えている。

熱交換器の自動洗浄機能を搭載し、清潔性と省エネ性をキープできる

エアコン
日立
白くまくんシリーズ(6〜29畳)
実売価格例:28万9430円(RAS-X36H・12畳用)

画像: 熱交換器の自動洗浄機能を搭載し、清潔性と省エネ性をキープできる

画像カメラ、温度カメラや近赤外線LED技術による「くらしカメラAI」が、部屋にいる人数や位置、活動量、温度分布や湿度分布、床材や窓、家具までを認識することで、高精度な空調制御を実現。

熱交換器を結露させて凍らせてから一気に溶かすことで、付着したホコリやカビ、油汚れなどを自動的に洗い流す「凍結洗浄」機能も新たに搭載した。

Wi-Fi機能と人感センサーを内蔵し、低価格ながら遠隔操作が可能

エアコン
アイリスオーヤマ
Wi-Fi人感搭載シリーズ(6/10畳)
実売価格例:10万7780円(IRW-2817C・10畳)

画像: Wi-Fi機能と人感センサーを内蔵し、低価格ながら遠隔操作が可能

Wi-Fiを内蔵し、スマホアプリによる遠隔操作が可能。外出先から部屋の温度や湿度をチェックし、必要に応じてオン・オフしたり、消し忘れを確認したりもできる。ペットのいる家庭や高齢者の見守りにも役立つ。
人感センサーを搭載しており、人がいなくなると自動的に省エネ運転する機能も備えている。

AI搭載で温度変化を予測するなど、半歩先を見る温度制御が魅力

エアコン
三菱
霧ヶ峰FZシリーズ(14〜29畳)
実売価格例:33万2640円(MSZ-FZ4018S・14畳用)

画像: AI搭載で温度変化を予測するなど、半歩先を見る温度制御が魅力

設置した部屋の住宅性能(断熱性、気密性、広さを総合的に判断したもの)を分析することで、外気や日射などの環境変動が部屋に及ぼす影響を予測するAI(人工知能)「ムーブアイmirA.I.(ミライ)」を新搭載。

温度変化によって「暑い」「寒い」と感じる前に、先回りして室温変動を抑える機能を備えた。

空気清浄機は「見える化」が進む

空気清浄機にも、Wi-Fi内蔵の流れがやってきた。空気清浄機はその効果がわかりづらいので、空気の清浄度合いが「見える化」できる魅力は大きい。

パナソニックの空間除菌脱臭機「ジアイーノ」も注目。空気清浄機ではできない高レベルな除菌・脱臭機能を実現している。

デザイン性と給水のしやすさが魅力。清潔性とメンテナンス性も向上

超音波式加湿器
カドー
STEM620
実売価格例:4万5900円

約600ミリリットル/時の加湿能力を実現した超音波式加湿器。約85.5センチの高さから放出するマイクロミストは約220センチの高さまで舞い上がるため、部屋全体を効率的に加湿できる。

同社オリジナルの「フローラルウォーター」に対応する「フレグランスモード」を搭載。加湿の不要なシーズンでも、アロマ機器として香りを楽しめる。

タンク上部からの給水もしやすく、水を注ぐだけで水槽内の細菌を99.9%以上除菌するなど、清潔性やメンテナンス性も高い。

高コストパフォーマンスの加湿器。部屋に合わせてモデルも選びやすい

ハイブリッド式加湿器
ダイニチ工業
HD-RX517
実売価格例:1万9450円

約500ミリリットル/時の加湿能力を持つハイブリッド方式(気化式+ヒーター)の加湿器。

10畳前後の部屋に対応し、標準モードで最小運転音13デシベル(雪の降る音以下)、最大でも30デシベル(深夜の郊外レベル)という静かさも大きな魅力だ。

より加湿量が多く、広い部屋に対応したモデルと、加湿量の少ないコンパクトモデルもラインアップする。

空気清浄度合いやフィルターの交換時期をスマホでチェックできる

加湿空気清浄機
シャープ
KI-HX75
実売価格例:8万1460円

Wi-Fiを内蔵し、室温や湿度、空気の清浄度合いを対応のスマホアプリでチェックできる加湿空気清浄機。

居住地周辺の空気の汚れ具合や花粉の飛散量などをAI(人工知能)が分析して自動的に運転を最適化する「COCORO AIR」機能のほか、定期的に本体背面のプレフィルターを掃除する「自動掃除パワーユニット」も搭載する。

「部屋干し3Dムーブアイ」搭載で衣類の湿り具合を“見える化”

衣類乾燥除湿機
三菱
MJ-120MX
実売価格例:3万9670円

洗濯物の位置や量、状態を赤外線・温度・湿度センサーで広範囲にきめ細かく検知する「部屋干し3Dムーブアイ」を搭載。上下・左右に幅広く動くルーバーで湿っている衣類だけに送風してくれるのが魅力。

子供の体操着や上履きなど、急いで乾かしたい衣類だけを集中的に乾燥させる「ズバッと乾燥モード」も備えている。

電気分解で除菌・脱臭成分を生成。医療施設レベルの清潔性を実現

空間除菌脱臭機
パナソニック
F-MV3000
実売価格例:13万7560円

塩タブレットを入れた水を電気分解することで除菌力、ウイルス抑制力に優れた「次亜塩素酸(電解水)」を生成し、部屋を除菌・脱臭してくれる。医療・介護の現場などで使われていた業務用機器が一般向けに発売された。

次亜塩素酸は、漂白剤などに用いられる成分だが、高い除菌効果を発揮しつつ、安全性にも配慮した濃度で生成されている。

食塩水を電気分解することで、除菌・脱臭効果を持つ次亜塩素酸を生成。塩素臭は空気をきれいにしている証拠だ。

次亜塩素酸に浸された除菌フィルターに空気を通過させることで、汚れた空気を除菌・脱臭。きれいな空気と揮発した次亜塩素酸が放出される。


解説/安蔵靖志 (IT・家電ジャーナリスト)

※表示の価格は、記事制作時のものです(税込み)。

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