前回記事に続き、今回はスマートスピーカーと他の製品を連係させた、さまざまな使い方を見ていこう。

Wi-Fiで接続すれば、IoT家電と連係して使える

では、スマートスピーカーをいろいろと活用してみよう。まず、家電製品との連係だ。

現在、スマホで操作できるスマート家電(IoT家電)が増えてきているが、スマートスピーカーと連係するモデルも登場している。操作方法は、スマートスピーカーに呼びかけるだけである。

IoTは、インターネット・オブ・シングスの略で、「モノのインターネット」の訳される。「IoT家電」というのは、通信機能を搭載し、ネット接続が可能な家電製品のことを指す。

現在、スマートスピーカーと連係するIoT家電の代表格としては、フィリップスのHue(LED照明器具)やアイロボットのルンバ(お掃除ロボット)などが挙げられる。

Hueは、ダウンライトとして設置できるLED電球タイプと、間接照明として使えるポータブルタイプ(Hue go)などがあり、どちらもスマートスピーカーへの呼びかけで、電源のオン/オフや光の色を変えることなどができる。

●声で家電の操作ができる

画像: IoT家電と連係すれば、スマートスピーカーへの声がけだけで操作が可能。リモコンやスマホを探す手間を省けるので、実に便利だ。

IoT家電と連係すれば、スマートスピーカーへの声がけだけで操作が可能。リモコンやスマホを探す手間を省けるので、実に便利だ。

フィリップス
Philips Hue Go
実売価格例:8262円

画像1: ●声で家電の操作ができる
画像: スマートスピーカーからの音声操作により、電源のオン/オフ、光の色の変更(上の写真参照)、調光などが行える。Google Home、Amazon Echoに対応。

スマートスピーカーからの音声操作により、電源のオン/オフ、光の色の変更(上の写真参照)、調光などが行える。Google Home、Amazon Echoに対応。

一方、ルンバは、スマートスピーカーと連係させ、掃除を開始させることが可能。

この機能は、ルンバの上位モデルだけでなく、普及モデルにも対応機があるのがうれしい点。

どちらも、ほかの家事をしているときや子供の世話をしているときなど、スマホを取り出して操作するのが難しい場合に、声だけで操作できるのでとても便利だ。

アイロボット
ルンバ980
実売価格例:13万5000円

画像2: ●声で家電の操作ができる
画像: ルンバの起動、掃除の開始のほか、停止や再開、ホームに戻るなどの操作も声で行える。Google Home、Amazon Echoに対応。

ルンバの起動、掃除の開始のほか、停止や再開、ホームに戻るなどの操作も声で行える。Google Home、Amazon Echoに対応。

セキュリティ関連では、セキュアルのゲートウェイおよびセンサーがAmazon Echoに対応。

音声操作で防犯状態のオン/オフを切り替え可能だ。

キュリオのスマートロックもAmazon Echoに対応。解錠はできないものの、施錠は音声入力で行える。

●施錠や防犯センサーの起動も可能!

キュリオ
Qrio Smart Lock
実売価格例:1万9110円

画像: Amazon Echoに声がけすることで、家のサムターン式の鍵を施錠できる。荷物が多くて鍵を回せないときや、寝る前の確認など、利用頻度は高い。

Amazon Echoに声がけすることで、家のサムターン式の鍵を施錠できる。荷物が多くて鍵を回せないときや、寝る前の確認など、利用頻度は高い。

セキュアル
ゲートウェイ/センサー
実売価格例:1万7280円(ゲートウェイ×1、センサー×3のセット)

画像: Amazon Echoに「アレクサ、セキュアルをオンにして」と声をかけると、防犯状態に切り替わる。これなら、出かける前に家中をチェックしなくてもOK。

Amazon Echoに「アレクサ、セキュアルをオンにして」と声をかけると、防犯状態に切り替わる。これなら、出かける前に家中をチェックしなくてもOK。

どの機器も、基本的にはスマホのアプリでも操作ができるので、外出先からはスマホで操作し、家ではスマートスピーカーで操作することになるだろう。

体験してみるとわかるが、いちいちスマホやリモコンを探さなくても済むのは、思った以上に利便性が高い。

家電コントローラーで生活家電を音声操作できる!

次に、「スマート家電コントローラー」との連係だ。

これは、テレビやエアコン、照明など、IR(赤外線)方式のリモコンで操作する家電を制御できる機器のこと。

本来は、スマホアプリからさまざまな家電を制御・操作できるが、スマートスピーカーと連係することも可能で、スマートスピーカーに対応していない家電機器の操作を音声で行えるようになる。

スマート家電コントローラーを使用するには下準備が必要で、操作する各家電機器の赤外線の登録が必要だ。

メーカー名はもちろん、場合によっては製品名なども必要なので、設定前に確認しておこう。なお、エアコンは冷房/暖房時の温度調節の操作なども含むので、けっこう設定のハードルが高い。

●エアコンやテレビの電源をオン

画像: IoTに非対応の家電も、スマート家電コントローラーの赤外線制御機能を使えば操作できるようになる。

IoTに非対応の家電も、スマート家電コントローラーの赤外線制御機能を使えば操作できるようになる。

ここでは、スマート家電コントローラーのラトックシステム・RS-WFIREX3を試用。Amazon EchoとGoogle Homeに対応している。

Amazon Echoの場合、音声操作では、まず、「アレクサ」と呼びかけ、続けて「家電リモコンで暖房をつけて」と指示を出す。

最初に「家電リモコンで」と付け加えないと、スマート家電コントローラーでの操作ができない。音声操作のたびに「家電リモコンで」といわなければならないのはめんどうだが、スマート家電コントローラー自体は、利便性がとても高いといえる。

例えば、外出先からでもスマホでエアコンの操作ができるので、帰宅までに部屋の中を暖かくしておくことができる。

音声操作に関しては、もう少し簡便にしてほしいが、AIの機能が高くなれば解消されるだろう。

●普通の家電をIoT家電のように使える!

ラトックシステム
RS-WFIREX3
実売価格例:7560円

画像: ●普通の家電をIoT家電のように使える!
画像: スマートスピーカーと連係し、赤外線リモコンで操作可能な機器が、音声もしくはスマホで操作できるようになる。

スマートスピーカーと連係し、赤外線リモコンで操作可能な機器が、音声もしくはスマホで操作できるようになる。

●Clova WAVEは、テレビと照明のみ操作可能

画像: Clova WAVEは、本体内にスマート家電コントローラーを内蔵。テレビと照明器具限定だが、音声操作が可能だ。

Clova WAVEは、本体内にスマート家電コントローラーを内蔵。テレビと照明器具限定だが、音声操作が可能だ。

スピーカー+Wi-Fiおよび家電コントローラーでできること

●Google Home
【Wi-Fi】
・IoT家電の操作
・Chromecastの操作
【家電コントローラー(別売)】
・RS-WFIREX3を介した、テレビ、エアコン、照明などの操作

●Amazon Echo
【Wi-Fi】
・IoT家電の操作
・Fire TVの操作(予定)
【家電コントローラー(別売)】
・RS-WFIREX3を介した、テレビ、エアコン、照明などの操作

●Clova WAVE
【Wi-Fi】
・現時点では未対応
【家電コントローラー(内蔵)】
・テレビ、照明の操作

解説/岡安 学(デジタルライター)
イラスト/早川 修

※表示の価格は、記事制作時のものです。

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