最近、ほとんどカラオケに行かなくなった私。しかし、このカラオケマイクは、スマホ内の曲をカラオケにして歌えるというので、突如、往年のカラオケ熱が再燃してきた!(編集部S)
アイ・オー・データ
シンガソン
実売価格例:1万778円
カラオケもいいが、普通に楽曲を再生したらとてもいい音なので、一緒に歌うほうが楽しいかも
今年の3月に発売されたアイ・オー・データの「シンガソン」は、スマホとブルートゥースで接続すれば、なんとスマホ内の曲をカラオケのようにして歌うことができるという。
大昔から「愛聴盤CDの特に好きな曲が、なぜかジョイサウンドやDAMに入ってない」という悔しい思いをしてきた私にとって、このマイクは長年の不満を解消してくれるものだと考え、早速、入手して使ってみた。
簡単にいうと、これはマイクとスピーカーが一体になったもの。
アイ・オー・データの「CDレコ」というアプリを使ってスマホの画面に歌詞を表示させつつ、再生楽曲のボーカル部分をスピーカー側でキャンセルし、カラオケ音楽に変換できる。
「CDレコ」のアプリは、iPhone、Androidスマホの両方に対応している(なお、このアプリ自体にボーカルキャンセル機能はない)。
私の場合、手持ちのiPhone7で試してみた。
実は、私はiPhoneで音楽を再生することはめったにないが、昨年、Mac miniを導入したとき、iTunesで手持ちのCDを何枚か録音し、iPhone7と同期させたので、若干だが、CD音源が「ミュージック」に入っているのだ。
「CDレコ」を起動し、「曲一覧」を更新すると、「ミュージック」にある曲がリスト表示される。
歌いたい曲をタップすれば再生が始まり、本体操作部の右下にある「VOCAL」ボタンを押せば、メインボーカルがキャンセルされ、ほぼ聴こえなくなる(コーラスはだいたい残る)。
あとは、「CDレコ」の画面上に表示される歌詞を見ながら歌えばいい。
なお、同じ歌手の歌でも、楽曲により、ボーカルがよく消えてくれたり、逆に、ボーカルがだいぶ残ってしまったりと、効果には多少ムラがある。
驚いたのは、スピーカー部の音質が、予想よりずっとよかったこと。
自宅で使っているブルートゥーススピーカーよりよっぽどいい音で、大音量でもビビらない。
マイクフットを装着し、テーブルの上に自立させれば、普通にブルートゥーススピーカーとしても使える。
これは、うれしい余禄だった。
編集部員の本音コメント
満足度
95%
ボーカルを消すと、音が微妙にこもった感じになるので、少し減点。
ボーカルも流して(つまり普通に再生して)歌ってみたら、そっちのほうが楽しい。
今どきの歌は、ガイドメロディがないと難しい。
文/編集部S
※価格は記事制作時のものです。