【フルサイズ一眼】安い、そして性能が良いのはコレ!専門家が選ぶおすすめ「ベスト4」

文具・ホビー・カメラ

35ミリ判フルサイズ一眼レフは、APS-Cサイズ機と比べると高感度画質の面で有利で、大きなボケ効果が得られる。問題は、センサーコストが影響し、どうしても高価になる点。だが、フルサイズ一眼レフの中にも、十分な機能や仕様を持ちながら、比較的リーズナブルな価格のモデルもある。

強度や剛性を保ちながら、小型・軽量化を実現した

ニコン
D750
実売価格例:16万9260円(ボディ)

ニコンのフルサイズ機で初めてモノコック構造を採用。強度や剛性を保ちながら、小型・軽量化を実現。可動式液晶モニター、高密度51点AFシステム、約6.5コマ/秒の高速連続撮影など、基本性能の高さも魅力だ。

●撮像素子/35mmフルサイズ ●有効画素数/2432万 ●AF測距点/51点 ●ISO感度/50〜5万1200 ●連写/6.5コマ/秒 ●液晶モニター/3.2型 ●本体サイズ/幅140.5mm×高さ113mm×奥行き78mm ●重量/840g

最高約6.5コマ/秒の高速連写で、通過列車をとらえる。こういう動体撮影をはじめ、可動式液晶モニターを利用した斬新なポジション&アングル撮影など、多彩な表現が堪能できる。
●70-200mmレンズ(200mm)●マニュアル露出●1/2000秒●F3.5●WBオート●ISO400

機能では劣るが、D750よりも5万円近く安い

ニコン
D610
実売価格例:12万3170円(ボディ)

固定式液晶モニター、39点AFなど、上のD750と比べると機能や仕様の面で少し見劣りする。しかし、買い得感の高いD750よりも、さらに5万円近く安いのは大きな魅力だ。

●撮像素子/35mmフルサイズ ●有効画素数/2426万 ●AF測距点/39点 ●ISO感度/100〜2万5600 ●連写/6コマ/秒 ●液晶モニター/3.2型 ●本体サイズ/幅141mm×高さ113mm×奥行き82mm ●重量/850g

機能や仕様が大きくグレードアップしたEOS 6Dの後継

キヤノン
EOS 6D Mark II
実売価格例:21万6510円(ボディ)

小型・軽量で扱いやすいEOS 6Dの後継モデルで、機能や仕様が大きくグレードアップ。液晶モニターはフルサイズEOS初のバリアングル方式に。AFも、オールクロス45点AFに進化。

●撮像素子/35mmフルサイズ ●有効画素数/2620万 ●AF測距点/45点 ●ISO感度/50〜10万2400 ●連写/6.5コマ/秒 ●液晶モニター/3.0型 ●本体サイズ/幅144mm×高さ110.5mm×奥行き74.8mm ●重量/765g

測距点や連写など価格を考えれば十分な機能

キヤノン
EOS 6D
実売価格例:10万8550円(ボディ)

「世界最軽量フルサイズ一眼レフ」として人気を博したモデル。AF測距点数(11点)や、少し遅めの連写(約4.5コマ/秒)など不満点はあるが、価格を考えれば十分な機能といえる。

●撮像素子/35mmフルサイズ ●有効画素数/2020万 ●AF測距点/11点 ●ISO感度/50〜10万2400 ●連写/4.5コマ/秒 ●液晶モニター/3.0型 ●本体サイズ/幅144.5mm×高さ110.5mm×奥行き71.2mm ●重量/755g

解説/吉森信哉(フォトグラファー)

※価格は記事制作時のものです。

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