デジカメで写真を撮った後、メモリーカードに画像を入れたまま保存をしている人は多いかもしれない。この場合、気をつけないと、画像が消えてしまうことがある。基本はHDDなどに転送しておくことだが、どうしてもメモリーカードで保存したい場合はどうすればいいだろうか?
基本的には画像ファイルはパソコンやHDDに移しておきたいが……
メモリーカードは、長期間(数年から10年程度)通電せずにいると、内部にためていた電気が抜け、保存したファイルが消滅するという特性がある。そのため、メモリーカードを恒久的な写真の保管場所とするのは、あまりおすすめできない。
しかし、HDD(ハードディスク)と違って駆動部分がなく、コンパクトで軽いため、持ち運びしやすいという長所もあるので、写真データを宅配便で送るとか、引っ越しで長距離運ぶといった際に、利用価値が高い。
メモリーカード自体は、高熱や水分、静電気、環境の変化に弱いので、カードをケースに入れ、温度変化が小さく、湿気の少ない場所に保管すること。
また、電気抜けによるデータ消滅を防ぐため、数年おきにパソコンに挿して、通電させよう。写真内容の確認の意味でも、パソコンでスライドショー再生するといい。
●メモリーカードをまとめて保管できるファイル
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(実売価格例:812円)
●メモリーカードを保存するときはここに注意!
・静電気を避ける
・水分、湿気を遠ざける
・高温下に置かない
・圧力をかけて曲げない
・数年ごとに通電する
・端子部を汚さない
・書き込みロックをする
解説/福多利夫 (フリーライター)
※価格は記事制作時のものです。