CD、ラジオ、カセットに加えて、SDカード、USBメモリーに保存したデジタルオーディオの再生にも対応したCDラジカセ。デジタルオーディオはWAVとFLACのハイレゾ音源再生にも対応している。アナログソースをハイレゾ相当に拡張するアップコンバート機能を搭載するのも特徴。CDラジカセの決定版だ。
東芝
TY-AK1
実売価格例:2万7070円
ノーマルテープがハイポジテープになったような効果
SDカードとUSBメモリーに記録したハイレゾ音源の再生に対応したCDラジカセだが、CDやカセットテープの音源を、周波数帯域と解像度をハイレゾ相当にアップコンバートできる機能も注目。内蔵されるアンプやスピーカーもハイレゾ対応なので、高音質再生が可能だ。
ノーマルテープを再生し、アップコンバートボタンをオンにすると、高音域へも低音域へもレンジが伸びたような変化があり、ハイポジテープで録音したかのような音になる。これは実際に聴いてみて、かなりわかりやすかった。カセットデッキは、ノーマルテープ、ハイポジテープの再生に対応。録音は、ノーマルのみの対応となっている。
CDからカセットテープへのダビングも可能。CDとカセットテープをセットして「TAPE」RECボタンを押すだけで自動的に開始される。当然、ラジオやデジタル音源もカセットに録音することもできる。
一方で、CD、ラジオはもちろん、カセットテープからSDカードやUSBメモリーにデジタル録音することも可能。録音フォーマットは、192kbpsのMP3となる。
●ハイポジションテープ対応
●USB、SDカード対応
●LEDとテープカウンター
●音をアップコンバート
解説/福多利夫(フリーライター)
※価格は記事制作時のものです。