Android OS搭載【最新モバイルプロジェクター】完全ワイヤレスで動画も楽しめる「Nebula Capsule Pro」

家電・AV

Android OSを搭載したDLP方式のモバイルプロジェクター。サイズは350ミリリットル缶と同じサイズながら、バッテリーを内蔵。Wi-Fiも搭載しており、単独で「YouTube」などのネット動画を再生することができる。

アンカー
Anker Nebula Capsule Pro
実売価格例:4万7550円

350ミリリットル飲料缶とほぼ同じサイズで、バッテリー、Wi-Fi、ブルートゥースを内蔵。完全ワイヤレスで高画質な大画面映像が楽しめる。

バッテリー内蔵なので、ワイヤレス投映が可能

充電器やモバイルバッテリーなどで定評のあるアンカー製のモバイルプロジェクター。名称に「Pro」がつかない兄弟機も発売されているが、それと比較すると、輝度が100ルーメン→150ルーメン、メインメモリーが1Gバイト→2Gバイト、内蔵ストレージが8Gバイト→16Gバイトに強化されている。なぜメインメモリーや内蔵ストレージが搭載されているかというと、本機にはAndroid OSが搭載されているから。バッテリー内蔵なので、単体でネット動画を完全ワイヤレスで投映することができる。初期設定は、ほぼWi-Fi設定のみ。付属リモコンでWi-FiルーターのSSIDを選択し、パスワード(暗号化キー)を入力すれば完了する。

出荷状態で、「YouTube」「ビジネスオンデマンド」「Netflix」のアプリがインストールされている。専用のアプリストアも用意されているので、アプリ追加も可能だ。

「YouTube」にアクセスして動画を再生してみると、このサイズのプロジェクターとしてはトップクラスの高画質。解像度は854ドット×480ドットなので、テレビと比べると数値的には物足りないが、実際の映像は、エッジもシャープで発色もよく、文字もしっかり読み取れる。動きの速い映像もチラつかずスムーズに表示された。

■本体の上面で操作が可能

本体上面の操作部で、電源、音量調整、ブルートゥースのスピーカーモード、プロジェクターモードの切り替えができる。

明るい部屋でもOK。スピーカーも高音質

投映距離と画面サイズは、58センチから3.08メートルで、約20〜100型。画面の明るさは、モバイルプロジェクターとしては明るいほうで、昼間でも、部屋の明かりを消せば、カーテンが開いていても十分実用レベルで楽しめる。内蔵の360度スピーカーも高音質で、かなりの大音量でもクリアに聴けた。内蔵バッテリーで、約4時間使用できる。

ブルートゥースを搭載し、スマホとの連係も可能。スマホに専用アプリをインストールすれば、自分で撮影した動画などを再生することができる。HDMI端子も搭載しているので、パソコンやHDDレコーダーなどの映像も楽しめる。

■58センチの距離で20型を投映

最短58センチの投映距離で約20型の画面サイズとなる。メインメニューには、動画サービスのアプリが並んでいる。


バッテリー内蔵タイプながら、コンパクトで軽量。高画質で高音質と、基本性能も高い。設置や設定が簡単で、初心者でも安心して使える。

×
現状、Googleにログインする機能がないので、「YouTube」で「お気に入り」が使えないなど、アプリの使い勝手はいま一つだ。

SPEC●OS/Android7.1●解像度/854ドット×480ドット●輝度/150lm●メモリー/2GB●内蔵ストレージ/16GB●端子/HDMI、MicroUSB●通信/Wi-Fi:IEEE
802.11a/b/g/n、Bluetooth:ver4.2●サイズ/幅68mm×高さ120mm×奥行き68mm●重量/470g

解説/福多利夫 (フリーライター)

※価格は記事制作時のものです。

スポンサーリンク
家電・AV
シェアする
特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

特選街web編集部をフォローする
特選街web

PR

【ドライブ中に純正ナビでテレビ視聴!】データシステム・テレビキットシリーズから最新車種対応のカー用品『TTV443』が登場!
長時間のドライブで同乗者に快適な時間を過ごしてもらうには、車内でテレビや動画を視聴できるエンタメ機能が欠かせない。しかし、純正のカーナビは、走行中にテレビの視聴やナビ操作ができないように機能制限がかけられているのがデフォルト……。そんな純正...

PRガジェット