消費税増税前、2020年の東京オリンピックに向けて家電製品購入意欲は高まっている。中でも4K有機ELテレビ、4K液晶テレビとその対応レコーダーに注目だ。ソニーは、4Kテレビ「4Kブラビア」のフラッグシップモデルとして、有機ELタイプの「A9Fシリーズ」と液晶タイプの「Z9Fシリーズ」を発売した。シャープは、4K液晶テレビ「AQUOS 4K」の新製品として、「AN1ライン」と「AL1ライン」を発売する。12月から始まる新4K衛星放送(BS/110度CS)用のチューナーを2系統内蔵しているのが特長。
次世代高画質プロセッサーを搭載した4K有機EL&液晶テレビ
ソニー 4Kブラビア A9F/Z9Fシリーズ
●発売日:10月13日
●実売価格:A9F(65V型)=70万2000円程度
A9F(55V型)=48万6000円程度
Z9F(75V型)=97万2000円程度、Z9F(65V型)=64万8000円程度
●問い合わせ先:ソニー/0120-777-886
ソニーは、4Kテレビ「4Kブラビア」のフラッグシップモデルとして、有機ELタイプの「A9Fシリーズ」と液晶タイプの「Z9Fシリーズ」を発売した。従来比約2倍の処理能力を持つ次世代高画質プロセッサー「X1 Ultimate」を搭載しているのが特徴で、現実世界に近いリアルな映像を再現できる。
音声操作にも対応しており、内蔵マイクに話しかけるだけで、電源のオン/オフやコンテンツ検索が可能だ。「A9F」は、画面そのものから音が出る独自の音響技術も搭載。サイズは、「A9F」が65V型と55V型、「Z9F」が75V型と65V型。
4K衛星放送チューナーを2系統内蔵したAIoT対応液晶テレビ
シャープ AQUOS 4K AN1/AL1ライン
●発売日:11月17日(45V型は12月22日)
●予想実売価格:C60AN1=30万2400円程度
C50AN1=21万6000円程度、C45AL1=16万7400円程度
●問い合わせ先:シャープ 0120-001-251
シャープは、4K液晶テレビ「AQUOS 4K」の新製品として、「AN1ライン」と「AL1ライン」を発売する。12月から始まる新4K衛星放送(BS/110度CS)用のチューナーを2系統内蔵しているのが特徴で、4K放送を手軽に視聴できるほか、外付けハードディスク(別売)への裏番組録画も楽しめる。
また、気になる番組や情報を音声で知らせるAIoTクラウドサービス「COCORO VISION」も進化。地域のイベント情報の配信や、家族のスケジュール管理なども行えるようになった。サイズは、「AN1」が60V型と50V型、「AL1」は45V型のみ。
新4K衛星放送の視聴・録画・ダビングが行えるBDレコーダー
パナソニック ディーガ DMR-SUZ2060
●発売日:11月16日
●予想実売価格:14万400円程度
●問い合わせ先:パナソニック 0120-878-982
パナソニックは、BDレコーダー「ディーガ」の新ラインアップとして、2Tバイトハードディスク搭載の「DMR-SUZ2060」を発売する。新4K衛星放送用のチューナーを内蔵しており、4K放送をそのままの画質でハードディスクに録画できるのが特徴。
BDへのダビングも可能なので、ライブラリー作りも簡単に行える。また、スマホ連係機能も大幅に強化。専用スマホアプリ「どこでもディーガ」を利用すれば、本機に保存した録画番組(4K放送除く)、音楽、写真、動画などを、外出先でも楽しめる。「Ultra HDブルーレイ」の再生にも対応。
大容量ハードディスクを搭載した4Kチューナー内蔵BDレコーダー
シャープ AQUOS 4Kレコーダー 4B-C40AT3/C20AT3
●発売日:11月24日
●予想実売価格:C40AT3=15万1100円程度、C20AT3=11万8700円程度
●問い合わせ先:シャープ 0120-001-251
シャープは、BDレコーダーの新製品として、「AQUOS 4Kレコーダー」2機種を発売する。新4K衛星放送用のチューナーを内蔵しているのが特徴で、4K放送の視聴と録画に加え、BDへのダビングも手軽に行える。
また、次世代ディスク「Ultra HDブルーレイ」の再生にも対応しているから、従来のBDソフトを超える高品位な映像も楽しめる。ほかに、画像付きで見やすい「4Kビジュアル番組表」、多彩なスマホ連係機能なども搭載。ラインアップは、ハードディスク容量4Tバイトの「4B-C40AT3」と2Tバイトの「同C20AT3」。
文/特選街編集部