録画用HDDは、夜間にHDDのランプや動作音が気になることがよくあるもの。価格で選ぶより、ここで紹介する製品の中から選択することをおすすめしたい。録画用HDDを発売している主要メーカー3社(バッファロー、アイ・オー・データ、エレコム)から、おすすめ5製品を紹介しよう。
4K番組録画におすすめな外付けHDDは?
4K放送の番組を録画するには、USB HDDあるいはBDレコーダーが必要だ。
ここでは、外付けHDDのおすすめを紹介する。
録画用HDDから選ぶのが安心
4Kチューナー内蔵テレビや外付け4Kチューナーで4K放送を録画するには、基本的には、外付けHDDを用意し、USBケーブルで接続して行う。つまり、これまでの地デジやBSの番組録画と同じで、接続したHDDには2K番組も4K番組も録画できる。
主要3社は「バッファロー、アイ・オー・データ、エレコム」
録画用HDDはいろいろあるが、おすすめはこの5製品!
外付けHDDには、基本的にはパソコン用USB HDDも使えるが、万が一のトラブルなどを考えれば、録画用HDDや各社が動作保証をしている製品から選ぶのが安心。ここでは、録画用HDDを発売している主要メーカー3社から、おすすめ製品を紹介しよう。
録画済み番組のリストの画面
バッファロー
故障を予測して通知してくれるのがうれしい
バッファローのおすすめは、HD-LDS-A。USB3.1対応のHDDで、最大の特徴は故障予測機能「みまもり合図for AV」に対応すること。HDDの故障を予測し、本体のLEDで通知を行うことができる。万が一の故障でも、バッファローの正規データ復旧サービスの対象なので、大切な録画番組を守ることができるのがうれしい。
バッファロー HD-LDS-Aシリーズ
実売価格例:1万2500円(2Tバイト)
外付けHDD
HD-LDS2.0U3-BA
スタイリッシュな薄型デザインを採用
同社ではこのほか、HDV-SQU3/VCもおすすめ。SeeQVault(※)対応モデルだが、4K番組は、今のところSeeQVaultには非対応なので注意しよう。 ※「SeeQVault(シーキューボルト)」とは、HDDなどに記録したコンテンツを、別の機器でも再生することを可能にする技術。
バッファロー HDV-SQU3/VC シリーズ
実売価格例:1万7790円(2Tバイト)
外付けHDD
HDV-SQ2.0U3/VC
アイ・オー・データ
コンパクトながら静音性や放熱性が高い
アイ・オー・データのおすすめは、HDCZ-UTC。業界最小サイズを実現しながら、高い静音性能を実現。リビングで使っても動作音が気にならない静粛性となっているうえ、多くのテレビメーカーに対応しているので、安心して使えるのも魅力だ。
アイ・オー・データ HDCZ-UTC シリーズ
実売価格例:1万1470円(2Tバイト)
外付ハードディスク
HDCZ-UT2K
リビングで使いやすい横置きスタイル
一方、AVHD-URSQは、SeeQVault対応。24時間連続録画対応の高い信頼性を誇り、防振・騒音対策を施した静音設計だ。
アイ・オー・データ AVHD-URSQシリーズ
実売価格例:2万1590円(3Tバイト)
外付ハードディスク
AVHD-URSQ3
エレコム
配線の整理がしやすいのがうれしい
エレコムでは、ELD-ETVシリーズがおすすめ。ファンレスの静音設計を採用したほか、リビング設置を意識したデザインを採用。LEDランプも後方に配置して目立たせないなど、すっきりとした外観となっている。ACアダプターとUSB端子の配置を近づけ、ケーブルをきれいにまとめておけるようにしている点もうれしいポイントだ。
エレコム ELD-ETV シリーズ
実売価格例:1万790円(2Tバイト)
外付けハードディスク
ELD-ETV020UBK
まとめ
録画用HDDは、実際に使ってみると、夜間にHDDのランプや動作音が気になることはよくあること。価格で選ぶより、ここで挙げた製品の中から選択することをおすすめしたい。
※価格は記事作成時のものです。
解説/鳥居一豊(AVライター)