古いプリント写真は、カビによる変色や紫外線による色の変化などといった様々な「劣化」が問題になる。簡単に修復する方法の一つにレタッチアプリがある。Windowsの無料アプリ「Retouch Pilot Lite」を使えば、写真についた傷や破れ、変色部分を自分で修復することができる。

レタッチアプリで古い写真をよみがえらせる!

プリント写真で問題になるのが劣化だ。カビの発生で変色したり、紫外線で色が薄くなったりするなど、劣化の要因と現象はさまざまなものがある。

古いフォトアルバムに貼ってある写真では、四隅がフォトコーナーと呼ばれるシールで留められているため、跡がついていることも多いし、バラ写真なら、破れやシワが発生している場合もあるだろう。色が薄くなってきたものは、各種アプリの自動補正機能で修整できる場合もあるが、破れやシワは、自動補正では修復が難しい。

それを修整するのが、レタッチアプリだ。
Retouch Pilot Lite」は、写真修復が簡単にできる無料アプリ。このアプリ内のツールを使えば、スキャンした写真の破れやシワの部分を修復することができる。また、スキャン時に読み取り面や写真に付いてしまっていたホコリやゴミを、デジタル処理で消すことも可能。高画質で写真をデジタル保存する際には必須といってもいい。

また、各種ツールの使い方を動画のようなデモ画面で説明してくれるのもうれしい。かなり丁寧な説明なので、大変わかりやすい。なお、このアプリは、「Retouch Pilot」という有料アプリの無料版であり、利用できる機能は限られているが、それでも、破れやシワ、ゴミの部分を修整するには十分な機能だ。ダメージを受けている写真を取り込んだときは、試す価値がある。

写真修復用のレタッチアプリ

Retouch Pilot Lite

無料(Windows用)
https://retouch-pilot-lite.softonic.jp/download

画像: 【古いプリント写真の修復】Windows用無料アプリ「Retouch Pilot Lite」でできること

Windows用のフォトレタッチアプリ(英語版)。有料版に比べ、高度な編集機能は省かれているが、基本的な処理は可能だ。

①写真についていた傷を目立たなくする

画像: 「ScratchEraser」という機能を使うと、写真の傷を目立たないように修整することができる。

「ScratchEraser」という機能を使うと、写真の傷を目立たないように修整することができる。

②カビの部分や変色した部分を修復する

画像: 同じく「ScratchEraser」で、空や水面などのシンプルな背景の場合、カビや汚れを消すこともできる。

同じく「ScratchEraser」で、空や水面などのシンプルな背景の場合、カビや汚れを消すこともできる。

③写真の破れた部分を修復する

画像: 「Concealer」という機能を使うと、空や壁などシンプルな絵柄の部分であれば、写真の破れを修復できる。

「Concealer」という機能を使うと、空や壁などシンプルな絵柄の部分であれば、写真の破れを修復できる。

解説/内川功一朗(写真整理アドバイザー)

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