3Dマッサージシート座椅子「MS-05」は、計8個のもみ玉が複雑な動きで施術。座り心地は抜群だ。肉厚で弾力性のある座面や、すっぽりと包み込むような形状が心地よく、安心感がある。座ったついでにマッサージする感覚も気軽で心地よかった。
今回のテストアイテムはこちらドクターエア3Dマッサージシート座椅子 MS-05
実売価格例:4万3800円
●プロフィール
椅子に置いて使うシートタイプのマッサージャーで注目を集め、6年間でシリーズ累計250万台突破した3Dマッサージシリーズ。最新作の座椅子モデルでは、独自の切り口とこだわりで、新しい快適さを提案している。
「もみ」「交互」「指圧」という3種のもみ機能を搭載し、プロの手による指圧を再現。本体デザインは車のシートをモチーフにしており、座りやすさとアクティブなイメージを両立させている。
SPEC
●定格消費電力/約34.4W●耐荷重/約100kg●タイマー/約10分●電源/AC100V●サイズ/幅510mm×高さ820mm×奥行き760mm(背もたれ直立時)●重量/11.6kg
包み込むような形状が心地よく、安心感がある
従来のマッサージ機器になかった”コンパクト・スタイリッシュ・リーズナブル”という新たなジャンルを開拓してきたドクターエアの3Dマッサージシリーズ。
この座椅子モデルは、「座り心地のいい座椅子でマッサージしたら最高では」という発想のもと、座り心地を徹底的に追求。座ったときのフィット感やパーツの位置・角度など、試行錯誤を繰り返して調節したという。
実際、座り心地は抜群だ。肉厚で弾力性のある座面や、すっぽりと包み込むような形状が心地よく、安心感がある。試用していた期間は、常に家族の誰かが陣取っていて、生活にすっかり溶け込んでいた。座ったついでにマッサージする感覚も気軽で心地よく、マッサージャーとしての稼働率も高かった。
サイドのレバーでリクライニング可能
ヘッドレストは約95〜170度、背もたれは約80〜150度に角度調節可能。背もたれは、サイドのレバーで座ったままリクライニングできる。
もみ玉はヒーター付きで暖かさも得られる
もみ玉は、ヘッドレスト(首・肩用)と背もたれ(背中・腰用)にそれぞれ四つ、計8個を内蔵している。単純にぐるぐる回るだけでなく、グイッと押し込みながらつまみ上げるような動きをしたり、右、左、右、左とジワジワ押しながら背骨沿いを上下したりと、けっこう複雑な動きをする。
もみ玉のヒーターを入れれば、じんわりと暖かさが感じられ、より人の手に近い感覚を得ることが可能。また、もみ玉はリモコン操作で位置調整ができ、もんでほしい部分に移動させれば、そこだけピンポイントでマッサージが受けられる。
ヒーター使用時には赤く発光
作動中は、もみ玉が光る仕様。通常は青く、ヒーター機能使用時には赤く発光する。上下2ヵ所のもみ玉はそれぞれ独立しており、片方だけを動かすことも可能。
色は、サテンのような艶のあるブラック(合皮)と、温かい風合いのブラウン(ファブリック)。いずれも座椅子には少し珍しい質感だが、高級感があっておしゃれだ。”マッサージが上手な座椅子”として、遠慮なく日常的に使えそうだ。
おすすめ度…A
計8個のもみ玉が複雑な動きで施術。弾力性のある座面は座り心地も抜群!
ココが〇
気づけば座っている、という抜群の使い心地。ホールド感がよく、うたた寝にも◎。作動音が静かで、テレビを見ながらマッサージできる。
ココが✖️
リクライニングの角度によっては、背もたれのもみ玉が気になることも。「もみ」だけなので、「たたく」機能があると、さらにうれしい。
※文中の「オススメ度」は、「A+」から「C-」までの9段階評価になっています。
※価格は記事作成時のものです。
解説/諏訪圭伊子(フリーライター)