先日、大手100円ショップ・ダイソーで税込1100円のシュラフを発見。防災用・ゲスト用として購入しました。詳細は「【ダイソー・1000円寝袋】コンパクトで快適な「封筒型シュラフ」をご覧ください。この記事の制作時に筆者の1000円寝袋は使ってしまったので、さらに追加で購入しようとネットを見ていたところ、なんと1000円を下回る税込972円で日本の老舗アウトドアブランドCAPTIAN STAG(キャプテンスタッグ)の寝袋を見つけてしまったのです。当然、即買いしましたが、せっかくなので、その使用感とダイソーの1000円寝袋「封筒型シュラフ」との比較結果をお伝えしたいと思います。

執筆者のプロフィール

画像: 執筆者のプロフィール

齋藤千歳(さいとう・ちとせ)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在は昨年8月に生まれた息子と妻の3人、キャンピングカー生活にハマっており、約1カ月かけて北海道を一周するなどしている。

低価格シュラフはとても便利

防災用・ゲスト用にひとつ用意しておくと安心

筆者のように北海道に住んでいて、さらにキャンピングカーを所有していると、友人や知人が遊びに来てくれたときに、「せっかくだから泊りがけで遠出しよう!」となることがあります。

意外と困るのが、寝具です。キャンピングカーで寝るときにはクッションの効いたベッドの上で、しかも暖房が効いていて温かいので、高性能な寝具はいりません。筆者たちは寝袋を開いて敷き布団代わりにしますが、丸洗いできるとはいえ、普段使いの寝袋をゲストに貸し出すのは抵抗があるのです。

そんなときに発見したのが、ダイソーの1000円寝袋「封筒型シュラフ」。状況によっては使い捨てにできる価格なので、新品を客人に提供できる点が筆者にとってはありがたいアイテムでした。また、防災用品としてクルマに常備しておくのにも、低価格シュラフは最適です。税別とはいえ1000円という価格設定は、さすが100円ショップ・ダイソー!と感心していました。

購入したダイソーの1000円寝袋「封筒型シュラフ」は、レビュー記事に執筆時に使用したので、ストック分を新たに購入しようと、なんとなくAmazonを眺めていました。すると、なんと日本の老舗アウトドアブランドCAPTIAN STAGのシュラフが、972円(送料・税込)で販売されているのです!

画像: 送料・税込972円で購入したCAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」です。写真の状態でAmazonから送られてきました。

送料・税込972円で購入したCAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」です。写真の状態でAmazonから送られてきました。

DAISOよりも安いシュラフを筆者が見逃すわけもなく、速攻で購入しました。Amazonでの商品名は「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 寝袋 シュラフ 【最低使用温度15度】 封筒型シュラフ プレーリー 中綿量600g」

到着した商品を確認するとCAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」が正式名称のようです。送料と税金込で972円、本体は、いったいいくらなのか、ちょっと不安になるほど安いシュラフの詳細を確認していきましょう。

商品チェック

972円でよくここまで作ったと感心

筆者はAmazonで送料・税込972円で購入しましたが、CAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」のメーカー希望小売価格は4180円(税込)だといいます。ただ、筆者がインターネットで見る限り、1000円を切るのはAmazonくらいなものの、それ以外の場所でも1000円前後で売られている印象でした。

画像: とても972円には見えません。

とても972円には見えません。

収納袋も、思った以上にしっかりしています。

画像: 袋にはCAPTIAN STAGのロゴも印字されています。

袋にはCAPTIAN STAGのロゴも印字されています。

寝袋を袋から出して使い、使い終わった後はまた袋に戻すわけですが、その際に寝袋を小さく丸めた状態で袋に入れる作業が、なかなか大変だったりします。せっかく丸めても、ほどけたり崩れたりして、意外と袋に入れにくいのです。

その点、さすが老舗アウトドアブランドCAPTIAN STAGは、しっかりフォローしてくれています。シュラフを丸めた状態で縛るヒモも、ちゃんと付いています。

画像: 丸めた状態で寝袋を縛るヒモ。これがあるのとないのとでは大違い。

丸めた状態で寝袋を縛るヒモ。これがあるのとないのとでは大違い。

CAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」は、その名のとおり、長方形の封筒型です。本格的な登山でないなら、筆者は封筒型のほうが使いやすいと思っています。

画像: 封筒型と呼ばれる長方形のシュラフ。

封筒型と呼ばれる長方形のシュラフ。

L字形にファスナーが配置されているので、ファスナーを全開にするとシート状になります。

画像: L字型ファスナーの付いた封筒型寝袋は、シート状になるのが便利です。

L字型ファスナーの付いた封筒型寝袋は、シート状になるのが便利です。

ファスナーの持ち手は、大きめのブランドロゴ入りの金属製のものが採用されています。使いやすくて好印象です。

画像: しっかりした作りで安心です。

しっかりした作りで安心です。

さすがは日本の老舗アウトドアブランド・CAPTIAN STAGが手がける商品だけあり、思った以上に安っぽさはありません。

また、表地は丈夫なポリエステルですが、裏地には肌触りがよく、保温性と速乾性に優れるというマイクロファイバーを採用。リーズナブルなのに、肌触りも悪くないのが素晴らしいポイントです。

また、同じタイプのシュラフを連結してダブルにして使えるなど、家族での軽キャンプにもぴったりといえるでしょう。ロゴ入りの収納袋も付属、寝袋の丸めて収納する際に縛るヒモもついていますし、シュラフとしての最低限の装備はしっかり用意されている印象です。

使用温度の目安が15度以上で中綿は約600gしか入っていないので、かなり薄くて軽いという印象は否めません。ただし、お家キャンプやキャンピングカーで使う分には問題ないでしょう。

実勢価格1000円程度でよくここまで、しっかりしたものが作れると感心した次第。しかも、ネットで探すと送料込みのことが多いのもびっくりです。

ダイソーとの比較

老舗アウトドアブランドの実力が細部に宿る

CAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」とDAISOの1000円寝袋「封筒型シュラフ」は非常によく似ています。もしかしたら同じ工場で作っているのではと思ってしまうほどです。質量は同じ約900gで、素材がすべてポリエステルといったところも同じです。

画像: 付属の袋に収納した状態で並べてみました。サイズ感も非常に似ています。

付属の袋に収納した状態で並べてみました。サイズ感も非常に似ています。

広げた状態で、大きさを比べてみました。CAPTIAN STAGが約150×185cm、ダイソーが約150×180cmということで、CAPTIAN STAGのほうが約5cm長いようですが、差はほとんど感じませんでした。

画像: ファスナーを全開にして広げた状態で重ねました。下がCAPTIAN STAG。大きさの差はほとんど感じません。

ファスナーを全開にして広げた状態で重ねました。下がCAPTIAN STAG。大きさの差はほとんど感じません。

もっとも気になったのが裏地(寝袋の内側)の肌触りの違いです。どちらもポリエステル100%ですが、マイクロファイバーを使っているというCAPTIAN STAGのしっとりとやわらかく、肌触りがよく感じました。

画像: 裏地はどちらもポリエステル100%で、見た目に違いはありません。

裏地はどちらもポリエステル100%で、見た目に違いはありません。

ファスナーの取り付け方といい、マジックテープの補強されたファスナーの開け口部分の処理といい、本当によく似た印象を受けます。ファスナーについては、どちらもさほど高級なものを使っている印象はありません。それでも、持ち手部分が大きいCAPTIAN STAGのほうが、やや使いやすいです。

画像: CAPTIAN STAGはブランドロゴが入っているのも、ややポイント高いです。

CAPTIAN STAGはブランドロゴが入っているのも、ややポイント高いです。

実勢価格もほぼ同じなので、似たような仕様で当然なのでしょうか。ただし、見た目の段階で比較した限りでは、裏地に肌ざわりの良いマイクロファイバーを採用したり、収納時のヒモを付属したり、自社ブランドのロゴを入れていたりという点で、CAPTIAN STAGのほうがよくできているといえるでしょう。こうした細部に、老舗アウトドアブランドの力が垣間見えます。

画像: ダイソーはこの状態で縛るヒモがありません。CAPTIAN STAGはヒモがあるため、収納しやすいのです。

ダイソーはこの状態で縛るヒモがありません。CAPTIAN STAGはヒモがあるため、収納しやすいのです。

実際に寝てみた

キャンピングカーで使うなら全く問題なし

さて、実際にCAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」を、キャンピングカーのベッドの上に敷いて、ひと晩寝てみました。当日のキャンピングカーの中の気温は17.2度、湿度は67%でした。

画像: この日の車内は暑くも寒くもない気温でした。

この日の車内は暑くも寒くもない気温でした。

筆者の住む北海道はお盆を過ぎると、夜は肌寒くなるといわれています。

今年の夏は驚くほど暑かったのですが、この日のキャンピングカーの車内は気温が17.2度、湿度は67%と暑くも寒くもないといった感じでした。

CAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」は、裏地にマイクロファイバーを使っているので、ダイソーの1000円寝袋「封筒型シュラフ」に比べて、肌触りが優しく、汗をかくほどでもない気温では、とても快適でした。

ただし、ダイソーの1000円寝袋の「いかにも化繊」といったスベスベの肌触りも、30度近い気温のなかでは思ったよりも快適だったという実績があります。肌触りについては、その日の気温と個人の好みといったところでしょうか。

前回、ダイソーの1000円寝袋「封筒型シュラフ」で朝までしっかり熟睡した筆者は、CAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」でも、ぐっすりと眠れました。

キャンピングカーの車内やお家キャンプなどでは、十分以上に快適だと思います。ただし、シュラフ自体は薄いので、しっかりとクッションの効いた環境で使うことをおすすめします。

まとめ

見つけたら即購入がおすすめ

「同じ値段で、今回紹介した2つのシュラフを見つけたら、どっちを買うか」と聞かれたら、筆者は迷うことなくCAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」をおすすめします。

筆者が購入した価格は、CAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」が税込972円、ダイソーの1000円寝袋「封筒型シュラフ」は税込1100円でした。しかし、明らかにCAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」のほうが品質もよく、ものもしっかりしています。しかしこれは、CAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」のメーカー希望小売価格が4180円であることを考えると、仕方のない部分もあるでしょう。

画像: CAPTIAN STAG(写真:左)とダイソー(写真:右)のシュラフ。CAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」のほうが、やや高級感があります。

CAPTIAN STAG(写真:左)とダイソー(写真:右)のシュラフ。CAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」のほうが、やや高級感があります。

唯一、甲乙つけがたいと思った点が、寝心地・肌触りです。しっとりやわらなCAPTIAN STAGの「プレーリー 封筒型シュラフ」に対して、すべすべカサカサのダイソーの1000円寝袋「封筒型シュラフ」。言葉のうえではCAPTIAN STAGのほうがよさそうですが、実際に寝てみると、汗ばむような気温のときには、筆者はダイソーのほうが好きなのです。このあたり、好みと使用環境もあるので一概にはいえませんが、チャンスがあれば両方試してみるのもいいでしょう。価格も安いですし。

コロナ禍の現在、お家キャンプや防災用としても、リーズナブルな寝袋は人気のようです。どちらも、常時確実に1000円前後で手に入る定番商品ではないようなので、見つけたら即ゲットをおすすめします。

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