「HT-A9」は、ドルビーアトモスに対応する新スタイルのホームシアターシステムだ。4本のスピーカーには2ウェイスピーカーと上向きスピーカーを内蔵。マイクも備えているので、本機だけで部屋の環境を測定し、最適な音場へと自動調整する。リビングでも手軽に使えるのがいい。

四つのスピーカーで本格的サラウンド空間を手軽に実現! 音楽再生も優秀

ドルビーアトモスに対応する新スタイルのホームシアターシステム。4本のスピーカーには2ウェイ
スピーカーと上向きスピーカーを内蔵。マイクも備えているので、本機だけで部屋の環境を測定し、最適な音場へと自動調整する。実際に試してみると、この自動調整機能がよくできていて、各スピーカーは、左右の距離や高さがそろっていなくても理想的なサラウンド空間を再現できる。例えば、部屋の四隅にある棚や家具などを使って設置できるから、リビングでも手軽に使える。

ソニー
HT-A9
実売価格例:22万円

4本のスピーカーとコンパクトなコントロールボックスのセット。HDMI入出力を各1系統備えるほか、ネットワーク端子も持ち、音楽配信サービスを楽しめる。下の画像のように別売ワイヤレスサブウーハー、SA-SW5(実売価格例:8万2500円)と組み合わせれば、重低音がさらに強化される。

2ウェイスピーカーと上向きスピーカーを搭載

画像: 四つのスピーカーで本格的サラウンド空間を手軽に実現! 音楽再生も優秀

あえて、左右の距離や高さのずれた配置で試聴してみたが、再生される空間が歪むようなこともなく、前方はもちろん後方の定位も明瞭。高さ感のある再現も含めて良好なサラウンド音場が実現できていた。

音質的にもクッキリとした聴きやすい音で、細かな音も鮮明に再現できるなど、音楽再生でも不満のないレベルの優秀なサウンドだ。アクション映画では重低音がやや物足りない印象だが、その場合は別売のワイヤレスサブウーハーを追加するといいだろう。

画像: 4本のスピーカーから最大12個のファントム(仮想)スピーカーを生成する「360 Spatial Sound Mapping」を採用。ドルビーアトモスやDTS:Xにも対応する。

4本のスピーカーから最大12個のファントム(仮想)スピーカーを生成する「360 Spatial Sound Mapping」を採用。ドルビーアトモスやDTS:Xにも対応する。

ドルビーアトモスの映画はもちろん、ステレオ音声のテレビ放送でも、なかなか豊かな立体音場が楽しめた。不自然さのない包まれるような音場は、サウンドバー型のサラウンドに比べて格段に優れていると感じた。また、音楽ストリーミングサービス「Amazon Music HD」や「Deezer HiFi(ディーザー ハイファイ)」で配信されている立体オーディオ「360 Reality Audio(サンロクマル リアリティ オーディオ)」にも対応しており、映画やテレビ放送だけでなく、音楽やゲームなど幅広いコンテンツで立体的なサラウンドを楽しめる。手軽なシステムながら、その実力は本格的なサラウンドシステムに匹敵するといえる。

画像: ソニー「ブラビア」の一部機種と接続すれば、テレビのスピーカーをセンタースピーカーとして駆動させることができる。

ソニー「ブラビア」の一部機種と接続すれば、テレビのスピーカーをセンタースピーカーとして駆動させることができる。

※価格は記事作成当時のものです。

TEXT●鳥居一豊(AVライター)

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