ピクセラは、同社が展開するテレビチューナーブランド「Xit(サイト)」の新製品として「Xit AirBox(サイト エアーボックス)『XIT-AIR120CW』」と「Xit Base『XIT-BAS1000T-MK』」を発売した。いずれの製品も、クラウド録画に対応したテレビチューナで、ハードディスクがなくてもテレビ番組を録画できるのが特徴。
ピクセラ
Xit AirBox「XIT-AIR120CW」/Xit Base「XIT-BAS1000T-MK」
●実売価格:Xit AirBox「XIT-AIR120CW」=1万8800円程度、Xit Base「XIT-BAS1000T-MK=2万9800円程度
業界初テレビ番組をクラウド録画できる機能を備えたワイヤレステレビチューナー
ピクセラは、パソコンやスマートフォン向けのテレビチューナーブランド「Xit(サイト)」の新製品として、クラウド録画対応ワイヤレステレビチューナー「Xit AirBox(サイト エアーボックス)『XIT-AIR120CW』」を発売した。
また、「Xit AirBox」の上位モデルとして、地上デジタル/BS/110度CSデジタルに対応したテレビチューナーを3基搭載し、HDMIケーブルで直接テレビに接続することができる「Xit Base『XIT-BAS1000T-MK』」を2021年11月より応援購入サイト「Makuake(マクアケ)」で注文受付を開始している。
「Xit AirBox」の特徴
「Xit AirBox」は、地上・BS・110度CSデジタル放送に対応したチューナーを2基搭載し、業界初となるクラウド録画に対応したテレビチューナー。本機を自宅の無線LANルーターなどのインターネット環境に追加し、アンテナ線と接続することで、寝室や書斎、浴室・キッチンなど無線LANがつながる場所であればテレビ番組を視聴することができるようになる。
また、クラウド録画に対応(クラウド録画の場合は1Tバイトまで)するため、ハードディスクがなくてもテレビ番組を録画することが可能だ。市販のUSB接続のハードディスクをつなげばレコーダー代わりとしても使用できる。対応するハードディスクは最大8Tバイト。録画可能時間は、クラウドの場合約450時間(1Tバイト)、ハードディスクの場合約760時間(8Tバイト)。
さらに、無線LANや4G/LTE、5Gなどのネットワーク環境があれば、受信可能なあらゆるチャンネルの好きな番組を見逃し配信とは異なり、好きな時間に通勤通学・出張・旅行先などの外出先から視聴・録画/再生/予約をすることもできる。
対応機種は、Windows、Mac、Android、iPhone/iPad、Fire タブレット、popIn Aladdin(ポップイン アラジン)。
一方、「Xit Base」は、キッチン、浴室、寝室、電車、キャンプ場などさまざまな場所でテレビがみ観たい、また、動画サイトのように、テレビ番組も好きなシーンだけ観たいなど、たくさん録画したいけれど、ハードディスクの買い足しや整理が面倒な人向けの製品だ。
「Xit Base」は、液晶テレビにHDMIケーブルで直接接続し、レコーダーとして使えるほか、業界初となる「クラウド録画」にも対応している。外付けハードディスクがなくても、テレビ番組をクラウドストレージに録画することができる。
また、「Xit Base」には、地上デジタル放送だけなく、BS/110度CSデジタル放送にも対応。チューナーを3基搭載しているため、 自分の好きなテレビ番組を同時に2番組録画しながら、別の番組を視聴することができる。
無線LANや 4G/LTE、5Gなどのネットワーク環境があれば、見逃し配信とは異なり、受信可能なあらゆるチャンネルの好きな番組を好きな時間に自宅内や外出先(通勤通学・海外を含めた出張・旅行先など)からリモートで番組視聴・録画・番組再生・番組予約をすることができる。
対応機種は、Windows、Mac、Android、iPhone/iPad、Fire タブレット。
クラウドストレージについては、専用のクラウドストレージの契約が必要で、対応するクラウドストレージは、同社の「PIXELA CLOUD」とフレックステックが提供する「TeraBox」になる。「PIXELA CLOUD」の場合契約初月は無料でその後、300Gバイトまで月額900円、1024Gバイトまで月額2100円で使用することができるうえ、録画データの引き継ぎも可能だ。また帯域の保証もしてくれる。一方「TeraBox」は、録画データの引き継ぎはできないものの、1Tバイトまで無償で利用することができる。
※価格は記事作成当時のものです。