ティアックは、Referenceシリーズの新製品として、USB/DACを搭載のステレオプリメインアンプ「AI-301DA-Z」を発売した。本機は、幅215mmのコンパクトな筐体にBluetoothとUSB入力を搭載しており、ハイレゾに対応しているのが特徴で 、PC内の音源ファイルやストリーミングサービスを高音質で再生することができる。
ティアック
Referenceシリーズ
AI-301DA-Z
●実売価格:5万2800円程度
テレビやノートPCの高音質再生に最適なUSB DAC/プリメインアンプ
ティアックは、デスクトップで DSD11.2MHz/PCM192kHz/32bit のハイレゾ音楽を楽しむことができる USB DAC/ステレオプリメインアンプ「AI-301DA-Z」を発売した。
幅215mmのコンパクトなボディにBluetoothレシーバーと、USB入力を搭載しており、デジタル端子をテレビと接続すれば、テレビ側の電源に連動して本機の電源のオン・オフができたり、リモコン学習機能によってテレビ側のリモコンで本機の音量をコントロールすることができる。本機のほかにスピーカーを設置すれば、テレビ周りの音質を向上させることも可能だ。aptXに対応したBluetoothレシーバーを内蔵しているから、スマホやタブレット 、PCなど からの高音質再生にも対応する。
赤外線リモコン学習機能
テレビやレコーダーなどに付属する赤外線リモコンの「VOLUME+」、「VOLUMEー」、「MUTE」の3つの機能を学習させて、テレビやレコーダーのリモコンで本機をコントロールすることができる。テレビと本機のリモコンを持ち変えることなく音量の調整が可能だ。
Bluetoothレシーバーを搭載
標準的オーディオコーデックのSBC、AACに加えQualcomm aptXにも対応しているため、Bluetoothでも高音質再生が可能だ。また、本製品では新たにBluetoothオーディオコーデック確認機能も搭載している。
PCの音源を高音質再生するUSBデジタル入力
USB接続によりPC内の音源ファイルやストリーミングサービスを高音質で再生可能。動画サイトや配信動画も高音質で楽しむことができる。*
40W + 40W(4Ω)のハイパワーアンプ
パワーアンプ部には、デンマークICEpower社製のアンプを搭載。入力信号を忠実に増幅するHCOM(Hybrid feedback Controlled Oscillating Modulator)方式およびMECC(Multivariable Enhanced Cascade Control)フィードバックループの採用により、原音に近い高品位なスピーカー信号として出力してくれる。
小さなボディながら40W + 40W(4Ω)の高出力・高効率設計の回路は発熱量も少なく冷却ファンを必要としないため、ピュアな音楽鑑賞に求められる静寂な環境を提供してくれる。
レスポンスの良いヘッドホン回路
ヘッドホンアンプには、CCLC(Coupling Capacitor Less Circuit)方式を採用。一般的なヘッドホン出力回路ではコンデンサーによる出力段のカップリング(直流成分の除去)を行うため音への影響が避けられなかったが、CCLC方式では、コンデンサーに起因する音への悪影響を排除し、十分な低域とレスポンスの良い高次元の試聴環境で音楽を楽しめる。
DSD11.2MHz、PCM192kHz/32bitのHD(ハイレゾ)再生
DSD11.2MHzファイルをPCM変換することなく、ダイレクトにアナログ信号に変換するDSDネイティブ再生に対応したUSB入力を装備。ASIO2.1またはDoP(DSD over PCM)方式をサポートし、ハイレゾ音源対応のパソコン用音楽再生ソフトと組み合わせることで、ハイスペックなデジタルオーディオの世界を体験することができる。(※DoP時、DSDは5.6MHzまでとなる。)
堅牢なアルミ筐体。コンパクトな設置面積
デスクトップにも置けるコンパクトな高性能オーディオというコンセプトで、横幅215mmに凝縮されたボディは、より自由度の高い設置を可能にしている。
また、外装部品にはアルミ製パネルやモータードライブ式のボリュームノブを採用するなど、正統派Hi-Fi機器としての品格を保つと同時に、金属製シャーシによる堅牢な筐体は制振性に優れ、振動による音質への影響を最小限に抑えてくれる。
本体サイズは、幅215mm、奥行き254mm、高さ61mm、重さが2.1kg。本体カラーは、シルバーとブラックの2色を用意している。
※価格は記事作成当時のものです。