【LG】4K映像が大画面で楽しめる超短焦点プロジェクター Wi-Fiに接続してインターネット動画も再生できる「HU715QW」

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LGは、プロジェクターシリーズ「LG CineBeam」の新モデルとして、webOSを搭載した「HU715QW」を発売した。本機は、壁から約22cmの距離で100インチの大画面投影が可能で、明るく鮮やかな4K映像が楽しめる超短焦点プロジェクターだ。

LG
HU715QW

●実売価格:40万円程度

LGは、プロジェクターシリーズ「LG CineBeam」の新モデルとして、webOSを搭載した「HU715QW」を発売した。

本機は、超短焦点モデルにより、壁から約12cm離せば80インチ、約22cmで100インチ、約32cmで120インチの大画面投影が可能。100インチの大画面でも本体と合わせて壁から約53cmのスペースがあれば設置することができる。

本体と合わせても壁から約53cmのスペースがあれば、設置することができる。

投影される映像の補正については、縦は上端、中央、下端の3列、横5列の計15か所のポイントでゆがみの補正が可能。壁面の凹凸や角度等によって、投影がゆがんでしまう場合でも安定した形状での映像表示が可能。

15か所のポイントで歪を補正することができる。

光源には、レーザーを採用し、画質の魅力を最大限にするための機能として、「ブライトネスオプティマイザー」を搭載している。この機能は、周囲の環境光に応じて虹彩を開閉させて映像の明るさを調整したり、シーンに合わせてレーザーの出力を調整することで明暗差を再現するなど、美しい映像を実現している。

また、HDR映像ソースのコマごとのメタデータに従い映像を最適化する「ダイナミックトーンマッピング」にも対応。映像全体を通して、常に適した明るさや、色彩を表現するだけでなく、鮮やかな200万:1の明暗比によって、臨場感のある映像美を大画面で楽しむことができる。

さらに、HDRの中でもっとも広く普及している「HDR10」をはじめ、主に衛星放送などテレビ放送向けのHDR規格の「HLG」や、HDR対応ゲームコンテンツの安定した表示のガイドラインを定めた、「HGiG」にも対応しているから、HDRに対応したさまざまなジャンルのフォーマットを再生可能だ。

本機には、疑似フレームを挿入して動きを滑らかにする「TruMotion」や、低解像の映像を高精細に表示する「Super Resolution」など、映像をさらに豊かにする機能が搭載されている。しかしながら、これらのエフェクト機能が、時として映像製作者の意図と異なる場合もあり、映画などありのままの映像を表現するための機能として、「Filmmaker Mode」も用意されている。これは、フレーム数を映画と同じ24Hzに固定して、さまざまなエフェクトを無効化することができる機能で、D65(CIEによって制定された標準光源)で相関色温度が6500Kに設定されるから、マスタリングに限りなく近い映像を再現してくれる。

操作性においても、Wi-Fi接続に対応し、webOSのインターネットブラウザや各種VODの再生など、外部デバイスがなくても、手軽にエンターテインメントを楽しむことができるスマート機能が充実している。モバイルデバイスとのワイヤレス接続も可能で、Miracastなどの画面共有機能やAirPlay2で、スマホ画面をキャスト、ミラーリング、ストリーミングで表示/再生させることができるScreen Share機能にも対応。USB2.0端子を2ポート実装しているから、USBメモリに保存された動画・音声・画像ファイルを接続するだけで再生することもできる。

ヘッドホンやホームシアターなどのBluetooth対応機器とワイヤレス接続すれば、サラウンド環境の構築も可能だ。「ドルビーアトモス」との互換性もあるから、臨場感のある立体音響空間を作り上げることもできる。

本体サイズは、幅533mm、奥行き315mm、高さ157mm、重さは約11.1kg。装備する端子は、HDMI2.1 端子・1ポート、HDMI2.0 端子・2ポート、USB2.0端子・2ポート、光デジタル出力とLAN端子をそれぞれ1ポート装備している。内蔵スピーカーは、ステレオ式で、それぞれの出力は20W(合計40W)。レーザー光源の明るさは、2500ANSIルーメンで、コントラスト比は200万:1となっている。

※価格は記事作成当時のものです。

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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