【トライオ―ド】使いやすくなった真空管プリメインアンプ バイアスメーターとバイアス調整ボリュームを装備した「TRV-88XR」

家電・AV

トライオードは、真空管プリメインアンプの新製品として、「TRV-88XR」を発売する。本機は、人気モデル「TRV-88SER」(2011年7月)の基本回路はそのままに、バイアス調整や出力菅の差し替えができるようになったのが特徴で、アンプの使い方がより簡単にできるようになった。

トライオ―ド
TRV-88XR

●価格:27万5000円

更に使い易く進化した真空管プリメインアンプ

トライオードは、真空管プリメインアンプの新製品として、「TRV-88XR」を発売する。

本機は、人気モデル「TRV-88SER」(2011年7月)を更に使いやすく進化させたモデルで、トライオードレッドの目を引くデザインや、KT88 プッシュプルで高出力 35W+35W(8Ω)の基本回路などは引き継ぎながら、バイアス調整や出力菅の差し替えができるようになったのが特徴で、アンプの使い方がより簡単にできるようになった。

バイアス調整は、シャーシの天面にバイアスメーターとバイアス調整ボリュームを装備しており、メータも確認をしながら簡単にバイアスの調整ができるようになっている。

シャーシ天面

また、スイッチの切り替えにより、出力菅をKT88からEL34に差し替えることができる。ちなみに、差し替えた時のバイアス調整も、バイアスメーターを確認しながら簡単に調整が可能だ。

入力端子は、LINE入力を3系統のほか、フォノイコライザーを搭載したPHONO(MM型対応)も備えているから、アナログレコードプレーヤーも接続することができる。

背面

付属するリモコンは、アルミ削り出しの重量感のあるモデルとなっており、音量調整、ミュート、ダイレクト選択の入力切替が可能。

本体サイズは、幅345mm、奥行き320mm、高さ185mm、重さは17kg。使用真空管は、KT88・4本、12AX7・1本、12AU7・2本。バイアス方式は固定バイアスで、定格出力は35W+35W(8Ω)。

※価格は記事作成当時のものです。

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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