JVC ケンウッドは、ケンウッドブランドより、同社が発売しているAVナビゲーションシステム"彩速ナビ"「 Type S」シリーズ(4モデル)と連携できるルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EMN5700」を発売した。本製品は、リアに設置したカメラの映像を高画質な大画面11型IPS液晶に映し出せるのが特徴で、荷物などに遮られることなく、後方確認時の視界を格段に向上させることができる。
JVCケンウッド
DRV-EMN5700
●実売価格:6万8800円程度
「彩速ナビ」と連携できる11型IPS液晶採用デジタルルームミラー型ドライブレコーダー
JVC ケンウッドは、ケンウッドブランドより、同社が発売しているAVナビゲーションシステム"彩速ナビ"「 Type S」シリーズ(4モデル)と連携できるルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EMN5700」を発売した。
本製品は、デジタルルームミラー型のドライブレコーダーで、ナビと連携ができるから、ナビ本体の高精度自車位置情報を活用した測位記録が可能となっている。ナビ画面のタッチ操作による各種映像表示にも対応しているから、ナビの大画面で録画映像の確認をすることもできる。
<"彩速ナビ"「TYPE S」シリーズ 2022 年モデルとの主な連携機能>
1.ナビ本体の持つ高精度な自車位置情報の活用が可能
ナビ本体の持つ高精度な自車位置情報(複数の衛星測位システムや6軸慣性センサー)をドライブレコーダーと連携させ、ナビの地図画面に録画映像をPIP(ピクチャーインピクチャー)で表示するとともに、自車の走行位置や走行軌跡の確認が可能。
2.ナビ画面のタッチ操作による各種映像表示が可能
3.ナビ画面で録画映像の拡大表示(2倍/4倍)に対応
また、前後2カメラとも暗視撮影に強い高感度CMOSセンサー「STARVISTM」を搭載し、夜間やトンネル内での暗いシーンでも明るく鮮明な撮影が可能。
本製品のリアカメラで撮影する映像は、リアルタイムに高画質な大画面11型IPS液晶のデジタルルームミラーに映し出されるから、荷物や車体などで生じる死角が少なく、より広い視界で後方確認をすることができる。
フロント/リアカメラともに、高感度の裏面照射型CMOSセンサー「STARVIS」を搭載することで、夜間や暗いトンネル内の走行時でも対向車や歩行者など対象物の色や形をしっかり認識することができるうえ、明るく鮮明かつ高画質な映像で撮影することが可能。
また、暗所や夜間の映像クオリティを高めるため「F1.55レンズ」の明るいレンズを前後2カメラに採用。さらに、リアガラスがスモークガラスやフィルムが貼られているクルマでも、明るい映像で録画することができるように「明るさ調整機能」(3段階)も搭載している。
本製品では、走行中、ハンドルから手を放さずに、発話によって主な基本操作を行うことができる「音声コマンド機能」を搭載している。音声コマンドは、緊急時などに手動録画を開始できる「録画開始」のほか、静止画撮影ができる「写真撮影」、表示画面を切り替えられる「表示切替」の3つの音声に対応する。液晶モニターには、「タッチパネル液晶」を採用しており、液晶画面上のアイコンをタッチして操作することで、カメラの表示エリアや前後画面の表示の切り替えや、画面の明るさを調整することも可能だ。
そのほか、走行中に車線を逸脱したり、前方車両との距離を検出し安全な距離が保たれていないなと警告音とともに画面にアイコンを表示したり、後方に急接近するクルマや発進時に出遅れて前との車の距離が空いてしまった際なども警告音とアイコンで知らせてくれるなど、さまざまな運転支援機能が搭載されている。
録画モードは、エンジンのON/OFFに連動する常時録画モードに、衝撃などを検知して自動的に録画を開始するイベント録画モードのほか、音声コマンドもしくは手動で録画ボタンを押すと常時録画とは違うフォルダにデータを記録する音声コマンド/手動録画モードや駐車監視録画モードの4つの録画モードを搭載している。
本体サイズは、フロントカメラが、幅290.2mm、奥行き26.1mm、高さ94.2mm、重さは486g(micro SDHCカード含む)。リアカメラが、幅73.3mm、奥行き39.9mm、高さ26.8mm、重さは32g。記録解像度は、フロントカメラが、フルハイビジョン動画で約207万画素、リアカメラがハイビジョン動画で約92万画素。記録画角は、フロント・リアカメラともに、水平約115°、垂直約61°、対角約136°となっている。
※価格は記事作成当時のものです。