Hondaは、CIVICのハイブリッドモデルとして、「CIVIC e:HEV(シビックイーエイチイーブイ)」を発売した。 本車両は、2021年9月に発売した11代目となるCIVICのハイブリッドモデルで、開発のコンセプトは「爽快スポーツe: HEV」としている。 CIVICが持つ基本性能の良さはそのままに、進化したスポーツ e:HEVによる爽快な走りと環境性能の両立を実現したモデルになっている。
Honda
CIVIC e:HEV
●価格:394万200円
新開発の2Lエンジンと進化したハイブリッドユニットが爽快な走りを実現
Hondaは、CIVICのハイブリッドモデルとして、「CIVIC e:HEV(シビックイーエイチイーブイ)」を発売した。
本車両は、2021年9月に発売した11代目となるCIVICのハイブリッドモデルで、開発のコンセプトは「爽快スポーツe: HEV」としている。 CIVICが持つ基本性能の良さはそのままに、進化したスポーツ e:HEVによる爽快な走りと環境性能の両立を実現したモデルになっている。
新開発となる2.0L直噴エンジンは、熱効率に優れたアトキンソンサイクルに加え、燃料をシリンダー内に直接噴射する直噴システムを新たに採用。燃料を無駄なく燃焼させることで、従来のe:HEV用2.0Lエンジンと比較して、高トルク化とエンジンモードでの走行可能領域の拡大を実現している。これにより、低回転から高回転まで幅広い領域でエミッション(燃焼ガス中の有害物質)を抑制し、燃費や排出ガスクリーン性能、静粛性を向上させるとともに、ドライバーの操作にリニアに応える爽快な加速を実現している。
PCU(パワー コントロールユニット)は、軽量化と高出力化を行い、 力強い駆動を実現。また、IPU(インテリジェントパワーユニット)は、内蔵するリチウムイオンバッテリーに低全高の新しい セルを 採用し、 バッテリーモジュールの重量あたりエネルギー密度を さらに高め、パッケージ効率を向上させている。また、電動車開発で培ったノウハウを生かし、バッテリーの耐用年数を考慮しつつ使用領域を拡大。これによりさまざまな場面でトルクのある加速が可能となっている。
重量物であるIPUの配置を工夫したことで、車体の低重心化とボディの高剛性化を実現。ダンパーの専用設定やバネ下重量比率の低減により、一体感のあるハンドリングや、挙動にブレのない安定感のある走りを実現させている。
リアシート下にIPUを配置することで、シビックならではの高い居住性と荷室容量を確保。また、エクステリアデザインは、フロントアッパーグリルとドアガラスまわりのサッシュのグロスブラック化に加えて、ドアミラーもブラックにすることで、上質で爽快な走りを演出している。
メーターパネルには、e:HEV専用となる10.2インチデジタルグラフィックメーターを採用しており、加減速をわかりやすく表現される。 パワー(加速) については指針で表示し、百分率の目盛りを設けることでタコメーターのようなわかりやすい表示となっている。
また、チャージ(減速) については、バーで表示。減速セレクター使用時は、バーの色を変更するとともに減速セレクターのポジションを表示し、選択中の減速度を把握しやすくしている。
さまざまなシーンに応じて選択できるドライブモードに、パワートレインやステアリング、メーターを個別に設定できる「INDIVIDUAL(インディビジュアル)モード 」を国内のHonda車として初めて採用。 ドライバーの好みにあったセッティングでのドライブモードが可能となっている。
もちろん、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」は、標準で装備されている。広い範囲と高い精度で対象物を検知するフロントワイドビューカメラや、ガラスや外壁など非金属も高い精度で検知する前後ソナーセンサーも搭載する。
車体サイズは、全長4550mm、全幅1800mm、全高1415mm、車両重量は、1460kg。搭載エンジンは2L直噴水冷直列4気筒。最高出力は、エンジンが141PS、モーターが184PS。最大トルクは、エンジンが18.6kgf・m、モーターが32.1kgf・m。ボディーカラーは、プラチナホワイト・パール、クリスタルブラック・パール、ソニックグレー・パール、プレミアムクリスタルレッド・メタリック、プレミアムクリスタルブルー・メタリックの5色を用意している。
Honda:CIVIC e:HEV の公式サイト
※価格は記事作成当時のものです。