山善は、水冷服の「DIRECT COOL」シリーズから、プロ仕様の「DC-B02S」と一般仕様の「DC-B01S」の2モデルを発売した。本製品は、ファンを使用しないクールウェアで、凍らせたペットボトルで冷やした水を、内側に張り巡らしたチューブに小型電動ポンプ(専用のリチウムイオンバッテリー使用)で送り込み、身体をダイレクトに冷やすことができる水冷服となっている。
山善
DIRECT COOL DC-B02/DC-B01S
●実売価格:DC-B02S=1万9800円程度、DC-B01S=1万5800円程度
山善は、水冷服の「DIRECT COOL」シリーズから、プロ仕様の「DC-B02S」と一般仕様の「DC-B01S」の2モデルを発売した。本製品は、ファンを使用しないクールウェアで、凍らせたペットボトルで冷やした水を、内側に張り巡らしたチューブに小型電動ポンプ(専用のリチウムイオンバッテリー使用)で送り込み、身体をダイレクトに冷やすことができる水冷服となっている。
ウェアの内側に張り巡らされたチューブによって、効率よく身体を冷やすため、背中、脇の下近くにチューブを設置。また、凍らせたペットボトルを入れるバッグ内部には厚めのアルミを張ることで、より保冷力をアップさせている。そのアルミ張りは5ミリの厚さがあるため、冷たさを最大で4時間(一般仕様モデルは、3.5時間)も持続させることを可能としている。
使用方法は、凍ったペットボトルをバッグにセットし、水を150ml入れるだけととても簡単なもの。あとは、長時間の使用を実現したプログラム機能付きのバッテリーの電源を入れれば、冷たい水を循環させることができる。プログラム機能付きのバッテリーは、3つのモードを搭載しており、連続した作動をさせる「連続運転モード」、20秒作動させて45秒停止する「ミドル運転モード」、「20秒作動して1分30秒停止する「ロング運転モード」となっている。
冷たさの持続時間は、最大で約4時間だが、凍ったペットボトルを交換すれば、延長することもできる。対応するペットボトルのサイズは、650mlまでのサイズになっている。本体は分解して手洗いすることもできるから、衛生面においても安心して使用できる。
なお、プロ仕様の「DC-B02S」と一般仕様の「DC-B01S」の違いは、搭載するバッテリーの容量違いで、プロ仕様モデルが5200mAh、一般仕様モデルが3200mAhとなっている。また、バッグ内のアルミの厚みも異なっており、プロ仕様モデルは5mm、一般仕様モデルは2mmになっている。
本体サイズは、プロ仕様、一般仕様ともに横36cm、縦42cm。重さは、600gとなっている。適用サイズにおいても同様で、フリー(S~5L)になっている。本体カラーは、プロ仕様の「DC-B02S」は、ブラックのみで、一般仕様の「DC-B01S」は、グレーとネイビーの2色を用意している。
◆山善:「DIRECT COOL」 の公式サイト。
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更されている場合があります。