借りた自転車を必ずしも同じ場所に返さなくてもいい

日本では9年ほど前から始まった自転車シェアリング。その利用回数は、毎年、右肩上がりで成長している。

2020年には東京五輪が開催されるということもあり、今後、海外から訪れる人たちの利用数も多くなるだろうということは容易に想像できる。

実は、この将来性のあるマーケットに、大手企業が続々と手を挙げている。

以前から手がけてきたNTTドコモに加え、セブン-イレブンとソフトバンクグループが提携したり、LINEが参入を発表したりしているのだ。

画像: 各地に店舗を持つセブン-イレブンは、ステーションの設置可能な場所が多いのが強み。2018年度中に1000店舗の設置を目指している。

各地に店舗を持つセブン-イレブンは、ステーションの設置可能な場所が多いのが強み。2018年度中に1000店舗の設置を目指している。

LINEは、中国に本社を持つモバイク・ジャパンとの提携を発表。モバイクは、すでに世界200都市でサービスを展開している世界最大の自転車シェアサービス企業だ。

では、観光地でよくある「レンタル自転車」と「自転車シェアリング」は、どこが違うのか。

これは、自転車を借りるという点では同じだが、システムに違いがある。

自転車シェアリングは、借りた自転車を必ずしも同じ場所に返さなくてもいい。

各地にあるステーションのどこかで自転車を借りたら、同じサービスであれば、ほかのステーションでの返却が可能。例えば、Aのステーションで借りた自転車を、離れたところにあるBのステーションで返すことができる。

●主な自転車シェアリングサービス

申し込みには、パソコンやスマホなどを利用するため、貸し出しと返却は24時間対応。事前に、サイトでの会員登録やスマホのアプリ取得などが必要になるが、手間は最初だけだ。

セブン-イレブンが2018年度中に1000店舗の設置を目指している「HELLO CYCLING」では、電動アシスト自転車を使い、Suicaなどの交通系ICカードをかざして解錠することができる。

また、アプリの地図上からステーションを検索できるだけでなく、鍵にGPSが搭載されているので、自車位置も把握できる。

鍵にGPSが搭載されているので、自車位置も把握できる。

料金は場所により異なり、15分60円、1日1000円など。対人や自身の障害、借りた自転車の損害保険も入っているので安心だ。

渋滞しがちな都心では、自転車のほうが早く移動できるし、駐車場を探す手間も省けるので、ちょっとした移動に便利。

自転車は、健康的で環境にやさしいイメージもあり、今後も注目されるところだ。

解説/打越俊浩(アウトドアライター)

※データは、記事制作時のものです。

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