自分でできた! ドライブレコーダーの取り付けは初心者でも簡単!

セキュリティ

ドライブレコーダーが欲しい、という人が増えている。そこでいちばん気になるのが、クルマへの取り付けだろう。自分でできるのか? ショップに任せたほうがいいのか? ここでは、ドライブレコーダーの設置について、プロが解説する。

基本的な取り付けは驚くほど簡単! ケーブルの露出が嫌ならショップに依頼

ドライブレコーダー(ドラレコ)の基本的な取り付け方法は、実は拍子抜けするほど簡単だ。取り付けに要する時間は、初心者でも10分程度で済むだろう。

ただし、気をつけたいのは、どこでも好きな位置に取り付けていいというものではないこと。

「道路運送車両の保安基準(第39条)」により、「ガラス開口部の実長の20%以内の範囲」または「車室内後写鏡により遮へいされる前面ガラスの範囲」と規定されている。

ドライブレコーダーの取り付けは難しい作業ではないが、定められた位置に取り付ける必要があるため、取り付け場所はかなり限定される。

つまり、「フロントガラスの上側20%以内」、あるいは「ルームミラーの裏側(陰となる部分)」のいずれかに取り付けなければいけないということ。

加えて、ワイパーの払拭範囲内に収まることも配慮すべき。また、最近のクルマには安全運転支援のためのセンサーボックスが装備されていることも多く、この映り込みが最小限になるような位置を探すことも必要だ。

ベストなのは、視界を妨げないルームミラーの裏側だ。

❶まずはパッケージの中身を確認しよう

ここでは、ケンウッドのDRV-W630を例に説明していこう。

まず、箱を開けて中身を確認。本体と取り付け用ブラケット、電源ケーブル、メモリーカード、写真にはないが取扱説明書が同梱されている。

❷電源を入れてモニターが映るようにする

本体に付属の電源ケーブルを差し込んで、車のシガーライターソケットとつなぎ、電源を取れるようにする。

❸モニターを見ながら、取り付け位置の見当をつける

付属のmicroSDカードを挿入し、両面テープをはがさず、モニターを見ながら最適な取り付け場所を探す。

❹取り付け位置を確定したら、配線を行う

電源ケーブルを差し込んだまま、両面テープをはがして決めた位置へ取り付け。ケーブルを目立たないように、天井裏に押し込んで配線する。

なお、吊り下げタイプの場合は、運転席側への取り付けが困難になるほか、配線の大半が露出してしまう。

ケーブルの露出を避けたいという場合は、車内のカバー類をはがすなどの手間がかかるため、取り付けの難易度は上がる。

作業に自信がない場合は、カー用品店やディーラーなどに依頼するのが賢明だ。

解説/会田 肇(自動車評論家)

PR

【ドライブ中に純正ナビでテレビ視聴!】データシステム・テレビキットシリーズから最新車種対応のカー用品『TTV443』が登場!
長時間のドライブで同乗者に快適な時間を過ごしてもらうには、車内でテレビや動画を視聴できるエンタメ機能が欠かせない。しかし、純正のカーナビは、走行中にテレビの視聴やナビ操作ができないように機能制限がかけられているのがデフォルト……。そんな純正...

PRガジェット