文房具の進化が止まらない! 持っているだけで仕事や勉強の時間がワクワク、楽しくなるアイデア満載の逸品をズラリと紹介します。今回のテーマは【貼る・綴じる】です。
先端部分を切り離してページの中の重要な箇所を指示できる付箋
ビバリー
ココサスプラス
標準価格:380円〜
道具というのは、ちょっとしたアイデアで劇的に進化するが、その典型例が、この「ココサス」。
パッと見は普通の付箋だが、ミシン目の付いた先端部分が切り離せ、これを第2の目印としてページ内にピンポイントで貼り付けられる。
雑誌、書籍、紙資料などの重要ページに付箋をつけて渡されたはいいが、そのページのどこが大事なのかを見つけられないという”ページ内迷子”問題も、これで簡単に解決。
色を使い分ければ、ページ内の複数の重要箇所を指示することも可能だ。
「ココサスプラス」は、先端部分をよりシンプルにして、そのぶん枚数を大幅に増やした実用性の高い最新モデル。
紙製のほかに、貼っても下が見える透明フィルム製も用意されている。
【チェックポイント】
単機能だと思っていた付箋に、こんな改良点があったことに驚く。使ってみると実感するが、本当にわかりやすく指示できる。ビジネスにも勉強にも大いに役立つだろう。
デスクの上に立てて貼れる独自構造の自立型付箋
カンミ堂
タテトコ
標準価格:420円〜
大切な予定を書いた付箋をモニター横に貼っていたのに、知らないうちに落下していた……。
そんな失敗が起こらないのが、この「タテトコ」だ。
デスクの上に直接貼る自立型の付箋で、落下の心配がなく、とにかく目立つ。
用件の見落としも防げるに違いない。
【チェックポイント】
付箋下部にある”のり付きフィルム”で、デスクに貼り付けて使う。紙+フィルムの独自構造と、折り目部分にあるストッパーによって、安定した自立を実現している。
コピー用紙を15枚までしっかりと保持できる紙素材の新感覚クリップ
マックス
DELP
標準価格:300円〜
「DELP」は、紙素材でできた三角形の新感覚クリップ。
書類などの角に差し込み、角を折り込んだ形で留めるのが特徴で、付け外しの手軽さと高い保持力を両立。
しかも、クリップ自体に文字やイラストを書き込めるから、付箋の役割までできる。
紙なので、廃棄する際に分別の必要がないのもうれしい。綴じられるのは、コピー用紙15枚まで。
【チェックポイント】
付け外しが楽なクリップ、しっかり留められるステープラー、メモを書ける付箋の3役を一つでこなせるのは超魅力的。留めた紙に折り目はつくが、ステープラーのような穴が開かないのもいい。
解説/生島 保