1秒間に何枚の連続撮影が可能か? その枚数が多いほど、動く被写体の”一瞬のチャンス”がとらえやすくなる。スポーツや乗り物などの撮影では、非常に重要になるポイントだ。同時に、AFの性能も重要になる。どんなに高速連写ができても、動く被写体にAFが追従しないと意味がない。
AF/AE追従で約14コマ/秒の高速連写が可能なキヤノンの最高峰
キヤノン
EOS-1D X Mark II
実売価格例:63万5350円(ボディ)
AF/AE追従で約14コマ/秒の高速連続撮影が可能な、キヤノンのフラッグシップ機。
光学系とアルゴリズムを再構築した、新61点レティクルAFを搭載。
全測距点が開放F8対応、中央1点の低輝度限界拡大など、AFも大幅に向上している。
●撮像素子/35mmフルサイズ ●有効画素数/2020万 ●AF測距点/61点 ●ISO感度/50〜40万9600 ●連写/14コマ/秒 ●液晶モニター/3.2型 ●本体サイズ/幅158mm×高さ167.6mm×奥行き82.6mm ●重量/1530g
AF/AE追従で約12コマ/秒、最大200コマまでOK
ニコン
D5
実売価格例:64万1940円(ボディ)
AF/AE追従で約12コマ/秒、最大200コマまでの高速連続撮影が可能なニコンのフラッグシップ。
99点のクロスセンサーを含む、高密度153点AFシステム(55点が任意選択可)を搭載。
●撮像素子/35mmフルサイズ ●有効画素数/2082万 ●AF測距点/153点 ●ISO感度/50〜328万 ●連写/12コマ/秒 ●液晶モニター/3.2型 ●本体サイズ/幅160mm×高さ158.5mm×奥行き92mm ●重量/1405g(XQD)
4240万画素の高画素機だが、最高約12コマ/秒を実現
ソニー
α99 II
実売価格例:35万9570円(ボディ)
独自構造のフルサイズ一眼カメラ。
有効約4240万画素という高画素機だが、AF/AE追従最高約12コマ/秒の高速連写が可能。
79点(高速連写時は61点)の位相差AFを採用する。
●撮像素子/35mmフルサイズ ●有効画素数/4240万 ●AF測距点/79点/399点 ●ISO感度/50〜10万2400 ●連写/12コマ/秒 ●液晶モニター/3.0型 ●本体サイズ/幅142.6mm×高さ104.2mm×奥行き76.1mm ●重量/849g
α99IIと同構造で最高約12コマ/秒のAPS-C機
ソニー
α77 II
実売価格例:12万2660円(ボディ)
フルサイズ機のα99IIと同じく独自構造を採用するAPS-Cサイズ機。
こちらもAF/AE追従で最高約12コマ/秒の高速連写が可能で、79点(高速連写時は61点)位相差AFを搭載。
●撮像素子/APS-C ●有効画素数/2430万 ●AF測距点/79点 ●ISO感度/50〜2万5600 ●連写/12コマ/秒 ●液晶モニター/3.0型 ●本体サイズ/幅142.6mm×高さ104.2mm×奥行き80.9mm ●重量/726g
解説/吉森信哉(フォトグラファー)
※価格は記事制作時のものです。