今月も注目のニューアイテムが目白押し。「特選街」編集部がセレクトした今月の新製品情報【8】をお届けしましょう。
上級機に迫る性能・音質を備えたエントリークラスの単品コンポ
デノン
800NEシリーズ
価格:PMA-800NE=7万5600円、DCD-800NE/DNP-800NE=6万4800円
デノンは、単品コンポの新製品として、上級機に迫る性能を備えた新時代のエントリーモデル3機種を発売する。
「PMA-800NE」は、Advanced HCシングルプッシュプル回路とハイゲインアンプ構成を採用し、繊細で純度の高い音を実現したプリメインアンプ。出力は50ワット×2(8Ω)。
「DCD-800NE」は、先進のアナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載したCDプレーヤー。
「DNP-800NE」は、DSD5.6Mヘルツ対応のネットワークオーディオプレーヤー。「Advanced AL32 Processing Plus」も搭載する。
最新の技術を投入して設計されたプリメインとSACDプレーヤー
マランツ
PM-12、SA-12
価格:いずれも32万4000円
マランツは、単品コンポの新製品として、プリメインアンプ「PM-12」とSACDプレーヤー「SA-12」を発売した。
「PM-12」は、高速アンプモジュール「HDAM-SA3」を用いた電流帰還型アンプに、JFET入力とDCサーボを組み合わせた新開発のプリアンプ回路を搭載。解像度と透明感に優れたサウンドを再生できる。出力は100ワット×2(8Ω)。
「SA-12」は、完全オリジナルのディスクリートDAC「MMM」を搭載。高品位なアナログ変換だけでなく、好みに合わせた音色調整も行える。DSD11.2Mヘルツ対応のUSB DAC機能も内蔵。
コンテンツに合わせた音場効果を自動的に創出するAVレシーバー
ヤマハ
RX-A3080/A2080/A1080
価格:A3080=30万2400円、A2080=21万6000円、A1080=15万1200円
ヤマハは、AVレシーバー「AVENTAGE」の新製品として、9.2チャンネルの「RX-A3080」「同A2080」と、7.1チャンネルの「同A1080」を発売する。
共通の特徴は、革新的サラウンド機能「SURROUND:AI」を搭載していること。これは、視聴中のコンテンツに最適な音場効果をAIが自動創出してくれるもので、めんどうな設定操作をすることなく、常に理想的な音場効果が楽しめる。
「Dolby Atmos」「DTS:X」にも対応しており、「SURROUND:AI」との掛け合わせ再生も可能だ。「A3080」は、11.2チャンネルプリアウトも備えている。
多彩な音楽ソースが楽しめるブルートゥース搭載のミニコンポ
オンキヨー
X-NFR7FX(D)
実売価格:6万3500円程度
オンキヨー&パイオニアは、オンキヨーブランドのミニコンポ「X-NFR7FX(D)」を発売した。
この製品は、アンプ、CDプレーヤー、FM/AMチューナーを内蔵したセンターユニットと、左右のスピーカーによるシンプルな3ピースシステム。USBポートとSDスロットを装備しているので、CDやラジオの音声をUSBメモリーやSDカードに録音することもできる。
USBメモリーに保存したハイレゾ音源(96kヘルツ/24ビットまでのWAV/FLAC)の再生も可能だ。ブルートゥース、PC入力なども装備している。出力は19ワット×2(4Ω)。
※価格は記事制作時のものです。