レコードプレーヤー、カセットプレーヤー、ラジオ、CDドライブを搭載し、アンプ・スピーカーを内蔵したアナログ・デジタル・オールインワン機。CDドライブはCD-R/RWへの録音に対応しており、本機単体でレコードやカセットをCD-Rにダビングできる。バスレフスピーカーで低音も響かせる上、重厚かつレトロな外観も魅力だ。
ティアック
LP-R520
実売価格例:4万7690円
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レコードプレーヤー、カセットプレーヤー、ラジオ、CDドライブを搭載し、アンプ・スピーカーを内蔵したアナログ・デジタル・オールインワン機。CDドライブはCD-R/RWへの録音に対応しており、本機単体でレコードやカセットをCD-Rにダビングできる。
●出力/3.5W+3.5W●カートリッジ/セラミックステレオタイプ(専用)●レコード針/STL-103(サファイア)●使用テープ/C-90以下のカセットテープ●再生可能ディスク/CD-DA、CD-R、CD-RW●サイズ/幅470mm×高さ230mm×奥行き390mm●重量/約11kg
バスレフスピーカーで低音が効いた音を聴かせる
MMカートリッジ付属、フォノイコライザー、アンプ・スピーカー搭載で、そのままレコードが聴ける。付属のカートリッジはLP盤、EP盤対応のものだが、別売のSP盤用のカートリッジを使えば、SP盤の再生も可能。ターンテーブルもSP盤に対応した3スピード、オートリターン仕様になっている。
再生系は、本格的なアンプと、バスレフスピーカーを採用しており、かなり高音質。レコードの印象を強くするどっしりした味付けだ。
ノーマル、ハイポジに対応したカセットプレーヤーも搭載。こちらは再生専用なので、ソースをカセットに録音することはできないが、間違って消去する心配もない。
本体正面にCDドライブを搭載しており、CDの再生ができるのはもちろん、CD-RやCD-RWへのレコーディングも可能。本機単体でレコードやカセット、ラジオ番組をCD化することができるのだ。CD録音の際には、無音部検出で自動的にトラックナンバーが記録されるが、ライブ盤のような無音部がないソースでは、手動でトラックを打つことが可能となっている。
●MMカートリッジが付属
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LP盤、EP盤を再生できるMMカートリッジが付属。MMカートリッジ対応のフォノイコライザーも搭載しているので、すぐにレコードが聴ける。
●カセットプレーヤー
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ノーマルポジションだけでなく、ハイポジションのカセットテープにも対応したカセットプレーヤーを装備。ただし録音には対応していない。
●CDレコーディング対応
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CDドライブは、音楽CDの再生だけでなく、CD-R/RWへの録音機能も搭載。レコードを再生してCD-Rに録音すればデジタル化できる。
●LINE IN/OUT端子
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既存のオーディオアンプやコンポシステムに組み込むためのLINE OUT端子に加え、LINE IN端子も装備。外部機器の音源もCD化できる。
解説/福多利夫(フリーライター)
※価格は記事制作時のものです。