ミニコンポはオーディオを楽しむ人の基本セットとも言える。一時期より新製品は減ったが、多機能なものが増えているのはうれしい。ここでは10万円以下の注目コンポを紹介。オンキヨーのX-NFR7FXは今年で20周年を迎えた定番モデル、FRシリーズの最新機だ。SDカードなどへの録音機能を持つなど、古きよきミニコンポの機能性を継承する。

CDやラジオの録音機能が特徴。厚みのある聴きやすい音

オンキヨー
X-NFR7FX
実売価格例:6万3520円

画像: 今年で20周年を迎えた定番モデル、FRシリーズの最新機だ。SDカードなどへの録音機能を持つなど、古きよきミニコンポの機能性を継承する。半面、ネットワーク機能を持たないなど、古さもやや感じる。 サイズ CDレシーバー:幅21.5㎝×高さ14.2㎝×奥行き34.8㎝ スピーカー:幅16.35㎝×高さ28.15㎝×奥行き26.8㎝、重量 CDレシーバー:4.8kg スピーカー:3.6㎏(1台)、実用最大出力 26W+26W(4Ω) ドライブ:CD CD-R/RW、ラジオ:AM/FM ワイドFM、対応ハイレゾ:PCM 96/24、ブルートゥース:SBC

今年で20周年を迎えた定番モデル、FRシリーズの最新機だ。SDカードなどへの録音機能を持つなど、古きよきミニコンポの機能性を継承する。半面、ネットワーク機能を持たないなど、古さもやや感じる。
サイズ CDレシーバー:幅21.5㎝×高さ14.2㎝×奥行き34.8㎝ スピーカー:幅16.35㎝×高さ28.15㎝×奥行き26.8㎝、重量 CDレシーバー:4.8kg スピーカー:3.6㎏(1台)、実用最大出力 26W+26W(4Ω)
ドライブ:CD CD-R/RW、ラジオ:AM/FM ワイドFM、対応ハイレゾ:PCM 96/24、ブルートゥース:SBC

■付属リモコン

CDのダイレクト選曲ボタンなども備えたリモコン。入力切り替えやタイマー機能など、一とおりの操作を手元で行える。

CDプレーヤー、FM/AMラジオ、SDカード、USBメモリーそれぞれの操作ボタンが本体前面に装備されており、昔ながらのミニコンポの風情がある。ただ、CD、SD、USBと、それぞれ専用の再生ボタンと停止ボタンがあるため、それらの位置を把握するまでは、操作に少し手間取ってしまった。

本機は、CDやラジオの録音機能を搭載するが、これは、最近のミニコンポでは珍しい。FM放送などのエアチェックやアナログレコードの録音をしたいという人は要注目だ。

一方、ネットワーク機能は備えていない。音楽配信サービスやインターネットラジオなどは、本機とパソコンをUSB接続し、パソコンをネットにつないで利用することになる。この点は、他の機種に比べると不利だ。

サウンドは、中低音に厚みがあるバランスのいいもので、ボーカルも明瞭。アコースティック楽器の音色も充実感のある再現で、音像がクッキリと立ち、リアルなステージが再現される。ハイレゾ音源はスケール感の大きな再現で、オーケストラの堂々とした演奏も力強く再現する。また、木管楽器をしっとりとしたつやのある音で描くなど、楽器の音色まで自然な感触で楽しめる。しなやかな聴きやすい音質で、気持ちよく音楽を楽しめると感じた。

■録音が可能

画像: SDカードスロットを搭載。SDカードやUSBメモリーを使えば、CDやラジオの録音も可能。最近の製品では、録音機能の搭載は珍しい。

SDカードスロットを搭載。SDカードやUSBメモリーを使えば、CDやラジオの録音も可能。最近の製品では、録音機能の搭載は珍しい。

■独自のダクト

画像: スピーカーは2ウエイ構成のバスレフ型。独自のスリット型ダクトを採用し、豊かな低音再生を可能にしている。

スピーカーは2ウエイ構成のバスレフ型。独自のスリット型ダクトを採用し、豊かな低音再生を可能にしている。

■入出力端子

背面の入力端子は、テープ入出力や光デジタル音声入力も装備している。ただし、ネットワーク機能は持たない。

各項目の採点&一言コメント

CD音質:9
ボーカル曲の声の厚み、ニュアンスの豊かな再現が心地いい。

ハイレゾ音質:8
解像感はやや穏やかな印象になるが、音色の自然さが特徴的。

操作性:7
ボタン数が多く、最初はやや戸惑う。リモコンもボタンがやや小さい。

対応メディア:8
ネットワーク機能を持たないのが弱点だが、録音機能は貴重かつ有用。

デザイン:7
昔のミニコンポを思わせるデザインは、安心感もあるが、やや古い。

独自機能など:9
オーディオ入出力が充実するなど、拡張性に優れるのも魅力。

解説/鳥居一豊(AVライター)

※価格は記事制作時のものです。

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