新4K8K衛星放送をはじめ、「Netflix」など、4K動画を見られる放送やサービスではなく、市販ソフトでも4Kコンテンツを楽しむことができる。それがUHD BD(ウルトラHD ブルーレイディスク)だ。大画面テレビやプロジェクターで4Kの高画質を存分に楽しむならば、ぜひともUHD BDにも注目だ。また音質が高く最新の立体音響にも対応しているのも見逃せない。
他のメディアに比べて圧倒的に情報量が多い
ここまで、新4K8K衛星放送をはじめ、「Netflix」など、4K動画を見られる放送やサービスを紹介してきたが、市販ソフトでも4Kコンテンツを楽しむことができる。それがUHD BD(ウルトラHD ブルーレイディスク)だ。
UHD BDを再生するには、対応再生機器が必須。再生専用のBDプレーヤーのほか、BDレコーダーでも、再生可能な製品が増えてきている。HDRに対応した4Kテレビがあれば、UHD BDの画質のよさをフルに楽しめる。
再生専用機は意外に廉価
パナソニック DP-UB32
実売価格例:3万2420円
- Amazonで詳細を見る
- 楽天市場で詳細を見る
- Yahoo!ショッピングで見る
UHD BDと、そのほかの4Kコンテンツとの最大の違いは、情報量だ。転送レートは最大100Mbpsで、放送やネット動画配信とは段違いに大きくなっている。そのため、画質的にもかなり優位。大画面テレビやプロジェクターで4Kの高画質を存分に楽しむならば、ぜひともUHD BDにも注目してほしい。
UHD BDが再生可能な現行BDレコーダー
音質が高く最新の立体音響にも対応している
また、UHD BDのもう一つの特徴は音のよさだ。ロスレス圧縮で、ハイレゾと同等の高音質が楽しめる。また、高さ方向まで再現できるドルビー・アトモスやDTS:Xといった最新のサラウンド方式に対応しており、映画館のような立体的な音響を楽しめる。再生には、対応AVアンプやサウンドバーなどのオーディオ機器が必要になるが、音質の点でも、UHD BDには放送やネットコンテンツに比べて、大きなアドバンテージがあるのだ。
無料で楽しめるチャンネルも多い新4K放送や、定額で見放題のネット動画サービスに比べると、UHD BDはソフトの価格が高いのが難点。だが、情報量の豊富さを生かし、高画質と高音質では圧倒的な実力を持つ。最近は、ソフトも充実の一途で、映画、音楽、アニメなどが続々と発売されている。4Kコンテンツの最高の映像と音を、ぜひとも一度体験してみてほしい。
鳥居一豊の推奨タイトル
ソロ/スターウォーズ・ストーリー
ウォルト・ディズニー・ジャパン
定価:7330円
- Amazonで詳細を見る
- 楽天市場で詳細を見る
- Yahoo!ショッピングで見る
パシフィック・リム:アップライジング
NBCユニバーサル・エンターテイメント
定価:5820円
- Amazonで詳細を見る
- 楽天市場で詳細を見る
- Yahoo!ショッピングで見る
文/鳥居一豊(AVライター)
※価格は記事作成時のものです。