【完全食とは】コレだけで栄養バランス◎日清「完全食パスタ」がカップ麺・袋麺で誕生!

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人間が生きていくのに必要な栄養やカロリーがバランスよく配合された「完全食(完全栄養食)」が、静かなブームになっている。これまでクッキーバーや粉の形態で味気なさを感じさせた完全食に、“おいしい完全食”の麺類が登場した。

即席麺で培った技術を生かした麺類の「完全食」

完全食が、静かなブームになっている。完全食または完全栄養食とは、人間が生きていくのに必要な栄養やカロリーがバランスよく配合された食品のこと。

一般的な食事だけでは栄養素が足りないことは、よく知られているが、これを補うのにサプリメントを飲んだりするぐらいなら、最初から完全食を食べたいという人も増えているようだ。

しかし、既存の完全食は、クッキーバーだったり、粉だったり、グミだったりと、手軽ではあるものの、味気なさすぎる。そこに一石を投じたのがインスタントラーメン界の巨人、日清の「All-in PASTA」である。

All-in PASTAは、名前のとおりパスタ、いわゆるスパゲッティのスタイルをしており、味は「アラビアータ」「ジェノベーゼ」「ボロネーゼ」の3種類を用意。

ゆであげ4分。好みのソースをかければOK
袋麺タイプ

袋麺は、13種のビタミンと13種のミネラル、タンパク質、食物繊維を配合。別売のソースのほか、自由にアレンジ可能。432円。

ソース付きで手軽に食べられる!
カップ麺タイプ

カップ麺は、カップ焼きそばなどと同じ作り方で、ソースはあとから混ぜる。麺自体は袋麺と同じものとなっている。各648円。

完熟トマトに唐辛子をきかせた
スパイシーアラビアータ

国産バジルを贅沢に使った
香りとコクのジェノベーゼ

粗挽き牛肉のコクと旨みの
濃厚ボロネーゼ

「栄養ホールドプレス製法」で栄養素の閉じ込めを達成

ポイントは麺。「栄養ホールドプレス製法」という技術により、麺の芯に完全食として必要な各種の栄養素を詰め込んでおり、その外側を一般的な麺で包む二重構造になっている。

栄養素を麺の内側に閉じ込めることによって、栄養素独特の苦みを含んだ味が直接舌に触れないし、ゆでても成分が逃げないようになっている。味の主体は各ソースが担っているので、普通の食事として味わって食べることができるというわけだ。

《栄養ホールドプレス製法(特許出願中)》

芯に栄養素があり、それを麺で包む構造。複雑な構造のインスタント麺を作れるのが、長年即席麺を作っている日清食品の強みだ。

完全食ファンの中には、食事をする手間そのものを嫌っている人もいるため、完全食自体が、一般的に理解されにくい面もあった。しかし、おいしい完全食の登場で、ジャンル自体の認知度も高まることだろう。

現在はオンライン販売のみだが、コンビニなどでの店舗販売や、パスタ以外の製品展開も期待したい。

●解説/福多利夫
ホビーや家電、デジタルグッズが大好きで、その仕組みが気になっちゃうフリーライター。家電製品協会認定の家電総合アドバイザーでもある。

イラスト:中山昭(絵仕事 界屋)

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