ブルートゥース対応のワイヤレスヘッドホン/イヤホンの人気が高まっている。ここでは、ヘッドホンのボーズ「Bose Noise Cancelling Headphones 700 SLV」は、強力なノイズキャンセル機能がいい。ネックバンドのアンカー「Anker Soundcore Life NC」と、完全ワイヤレスのソニー「WF-1000XM3」を紹介する。
時代はワイヤレス! ブルートゥース対応モデルの選択ポイントはここ
「コーデック」や形状を吟味しよう
ブルートゥース対応のワイヤレスヘッドホン/イヤホンの人気が高まっている。伝送時に使われるコーデック(音声データ圧縮/伸張の技術)も、標準であるSBCだけでなく、AACやaptXといった高音質のものを採用する製品が増加。ハイレゾ品質の48kヘルツ/24ビットで伝送できるaptX HDや96kヘルツ/24ビットのLDACといったコーデックに対応する製品もある。プレーヤー側もそれらの高音質コーデックに対応する必要があるが、よりいい音でワイヤレス再生を楽しめるのは、うれしいことだ。
ワイヤレスヘッドホン/イヤホンは、いくつかのタイプがあり、それぞれ長所・短所が存在する。まず、%%「ヘッドホンタイプ」%%ulpimkは、イヤホンと比べて携帯性では不利だが、音質をはじめ、バッテリーのもちの長さや接続の安定性では有利。ノイズキャンセリングなどの多彩な機能を盛り込めるメリットもある。
●強力なノイズキャンセル機能
ボーズ
Bose Noise Cancelling Headphones 700 SLV
実売価格例:4万5900円
「ネックバンド型」は、左右のイヤホンが結合されたタイプ。首に引っ掛けて装着するので、落下や紛失を避けられる。バッテリーのもちや通信安定性でも有利だ。
●外音取り込みと防水機能もあり
アンカー
Anker Soundcore Life NC
実売価格例:8999円
「完全ワイヤレス型」のイヤホンは、軽快性やコンパクトさでは随一。現在、最も注目度の高いタイプだ。ただし、バッテリーのもちは短く、長時間楽しむには充電ケースを携行し、充電しながら使うことになる。通信安定性も少々不利だ(最新機種ではかなり改善されている)。こうした点を吟味して選ぶといい。
●最高クラスのNC機能を搭載
ソニー
WF-1000XM3
実売価格例:2万7950円
形状で分けると、ヘッドホン、ネックバンド、完全ワイヤレスの3種類があるのね!
※執筆時が2019年9月のため、製品の「実売価格例」は、消費税8%込みの額を表記しています。ご了承ください。
解説/鳥居一豊(AVライター)