ギターアンプを模したデザインが特徴的だ。INDIO(インディオ)は、ブラックとブロンドのカラーバリエーションを用意。操作部は、電源スイッチ、再生/停止、曲送り、曲戻し、DUO接続ボタンが整然と並び、ボリュームとトーンコントロールノブは、アナログ感覚の調整可能だ。大容量バッテリーで25時間の連続駆動を実現。

「今どきオーディオ」徹底辛口テスト
フェンダー INDIO

実売価格例:7万3430円

プロフィール
エレキギターやアンプの名門、米国・フェンダー社が手がけるブルートゥーススピーカーだ。大型のMONTEREY、小型のNEWPORTに続き、その中間を埋めるモデルとして加わったのが、このINDIOだ。スマホへの充電も可能な大容量バッテリーを搭載する。

画像: ●サイズ/幅245㎜×高さ216㎜×奥行き122㎜●重量/約4.0㎏

●サイズ/幅245㎜×高さ216㎜×奥行き122㎜●重量/約4.0㎏

スイッチ類を本体上部に用意

画像: 本体上部に配置された各種スイッチ。 電源オンで赤色のジュエルランプが点灯する。

本体上部に配置された各種スイッチ。 電源オンで赤色のジュエルランプが点灯する。

操作性
音量やトーンはアナログ感覚で調整できる

同社のギターアンプを模したデザインが特徴的で、フェンダーとしてのアイデンティティを強く印象づける。INDIO(インディオ)は、ブラック(写真)とブロンドのカラーバリエーションを用意。それも、単に色違いだけでなく、ハンドル部やボリュームの形状まで異なるというこだわりぶりだ。大容量バッテリーにより、25時間もの連続駆動が可能。

操作部には、電源スイッチ、再生/停止、曲送り、曲戻し、DUO接続ボタンが整然と並び、ボリュームとトーンコントロールノブは、アナログ感覚の調整ができる。

DUOとは、本機を2台ワイヤレスで接続できる機能で、2台を左右に振り分けるステレオ再生モードと、同一信号を再生するモノラル再生モードが選べる。

ユニット構成は88・9ミリ径ウーハー(2基)と16ミリ径ツイーター(2基)による2ウエイ4スピーカー構成で、内蔵アンプは60ワット。ブルートゥースの対応コーデックはaptX、AAC、SBCに対応。ライン(ミニプラグ)入力も装備している。

音質
響きが重厚で格調の高さを感じさせる

今回は、Astell&Kern(アステル アンド ケルン)のポータブルプレーヤー、SP1000との組み合わせで試聴したが、帯域バランスの整った落ち着きのあるサウンドで、ボーカル、ギター、ドラムと、実にいい雰囲気で描き出す。

ブルートゥース接続では、中低域のエネルギー感が抑えられ、全体に無理のないナチュラルなトーンで聴かせる。声の抜けや明瞭度も悪くないが、欲をいえば、もう少し微妙なニュアンスを感じ取りたい。

このままライン接続に切り替えると、ベースの厚みが増して、勢いよく吹き上がる。ダイナミックレンジは広いとはいえないが、響きが重厚で、格調の高さを感じさせる。ピアノトリオは、ピアノ、ベースが躍動し、その場の盛り上がりがダイレクトに感じ取れる。とにかくライブが楽しいモデルだ。

採点表

押し出しの強いサウンドはロック・ジャズファン向き

音質(ワイヤレス)★★★★
音質(アナログ)★★★
操作性★★★★
機能性★★★★
※満点は★5個。

コメント

アンプからインスパイアされたデザインと、押し出しの強い、厚みのあるサウンドは、ロック、ジャズファンにはたまらなく魅力的。

※執筆時が2019年9月のため、製品の「実売価格例」は、消費税8%込みの額を表記しています。ご了承ください。

解説/藤原陽祐(AV評論家)

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