高級モデルの中で、2019年大ヒットしたのがリコー「GRIII」。スナップに特化した28ミリの高性能単焦点レンズ搭載で、銀塩時代から熱狂的なファンが多い。ソニー「DSC-RX0M2」は、幅59ミリの小型ボディにツァイスブランドの24ミリレンズを搭載。16コマ/秒の連写に加え、4K・30p動画の撮影も可能。
個性派コンデジは強し!
スマホに押されっぱなしのコンデジだが、リコーやソニーの強力モデルは要注目
低迷しているコンパクトデジカメだが、防水・耐衝撃性能を備え、アウトドアで活躍するタフ機や、野鳥や月をアップで撮影できる超望遠搭載機などは、今でも根強い人気。定期的に新製品も登場する。
また、ソニー・RXシリーズやキヤノン・Gシリーズなど、1.0型超のセンサーを搭載した高級モデルも、スマホよりワンランク上の高画質で写真を撮りたいユーザーから支持を得ている。
その高級モデルの中で、今年大ヒットしたのがリコー・GRIII。スナップに特化した28ミリの高性能単焦点レンズ搭載で、銀塩時代から熱狂的なファンが多い。2019年3月の発売以降、しばらく品薄が続いたほどの人気で、話題になった。
●品薄になるほどの大ヒット機
リコー GRIII
実売価格例:12万2460円
また、フィルムの箱ほどのサイズに1.0型のセンサーを搭載したソニー・RX0M2は、サイズからは想像できない高画質で、カメラマニアから注目されている。
●手のひらに収まる高画質モデル
ソニー DSC-RX0M2
実売価格例:9万670円
解説/岡田清孝(カメラマン)
※価格は記事作成時のものです。