新しくなったメモリーカードをチェック! デジカメのメディアとして主流のSDカードだが、より高速で大容量な次世代メディアが登場した。ニコン・Zシリーズなどで採用されている【XQD】は400Mバイト/秒。また、XQDの上位互換として今後登場する【CFエクスプレス】は、容量によって異なるが、800Mバイト/秒と、さらに高速な書き込み速度を実現する。
新しいメモリーカード
大容量かつ高速なメディア、XQDとCFエクスプレスは今後、メジャーになるか?
デジカメのメディアとして主流のSDカードだが、より高速で大容量な次世代メディアが登場。
SDカードの中でも高速タイプのUHS-IIの書き込み速度は、260Mバイト/秒程度。これに対し、ニコン・Zシリーズなどで採用されているXQDは400Mバイト/秒。
また、XQDの上位互換として今後登場するCFエクスプレスは、容量によって異なるが、800Mバイト/秒と、さらに高速な書き込み速度を実現した。
容量についても、SDカードの理論値では2Tバイトが上限とされているが、XQDやCFエクスプレスは2Tバイト以上の大容量化が可能とされている。
XQDとCFエクスプレスの製品例
ソニー
QD-G64E
実売価格例:1万5020円(64GB)
サンディスク
SDCFE-064G-JN4IN
実売価格例:1万8480円(64GB)
これらがすぐSDカードに代わって主流になるかといえば、価格や対応機の数を考えると難しい。が、今後のハイエンドモデルでは、CFエクスプレスを採用した機種が増えていくことが予想される。
解説/岡田清孝(カメラマン)
※価格は記事作成時のものです。