NTTの光回線なら、光コラボで手間なく値下げが可能だ。ただし、光コラボは契約期間が2年や3年の自動更新となることが多く、途中解約すると違約金が発生することもあるため注意が必要だ。また、光コラボへの乗り替え手続きは「転用」と呼ばれる。事前にNTTで「転用承諾番号」を入手しておくといい。

契約も一本化できるので便利

NTTの光回線なら、光コラボで手間なく値下げ!

NTTのフレッツ光の利用者なら、契約先を「光コラボ」に乗り替えると料金が安くなる場合がある。光コラボとは、プロバイダーなどがNTTから光回線を借り受け、独自サービスを付加して提供すること。契約先が光コラボ事業者に一本化され、安くなるケースが多い。広告などで見かける「ドコモ光」「OCN光」「ビッグローブ光」なども実は光コラボだ。

「光コラボ」のイメージ

借り受けたフレッツ光回線とネット接続サービスを一本化して提供。総務省が2020年8月に発表した統計によれば、光コラボなどの「卸電気通信役務」の契約数は、すでにフレッツ光などの「自己設置」の契約数を大きく上回っている。

画像: ● 「光コラボ」のイメージ

例えば、フレッツ光でプロバイダーをOCNにすると、月額利用料は合計6710円。(「OCN 光with フレッツ ファミリータイプ」)。これを光コラボの「OCN光」(「ファミリータイプ」)に乗り替えると、合計5610円と1100円も安くなる。事業者によっては、キャッシュバック特典や、スマホや電気とのセット割引もあり、さらにお得になる。

ただし、光コラボは契約期間が2年や3年の自動更新となることが多く、途中解約すると違約金が発生する。また、特典のキャッシュバックやポイントなどは、付与時期がかなり後になることもある。トラブル防止のためにも、契約条件はしっかり確認しよう。

光コラボのメリット・デメリット

メリット

フレッツ光より月額料金が安くなる可能性がある
セット割など、独自のサービスを受けられる
キャッシュバックなどの特典がある場合も
契約先が一本化されるので、問い合わせが便利

デメリット

2年間や3年間など契約期間に縛りがある
途中解約時は違約金が発生する
「転用」と呼ばれる手続きが必要

光コラボへの乗り替え手続きは「転用」と呼ばれる。事前にNTTで「転用承諾番号」を入手し、光コラボへ申し込む仕組みだ。

なお、転用では現在の回線を利用するので工事費は原則不要。フレッツ光の解約違約金も発生しないが、転用先での事務手数料がかかる。

乗り替え手続き(転用)の流れ

NTTで「転用承諾番号」を取得

転用先の光コラボ事業者に申し込む(事務手数料3300円)

光コラボ事業者から書類が送られる

書類に従って回線の接続設定を行う

転用手続きは、光コラボ事業者にもよるが1週間から2週間前後で完了。送られてきた書類で設定すれば、すぐに利用できる。

また、フレッツ光設置時の工事費を分割で支払っていた場合は、残金の一括支払いが必要。乗り替え先としては、同じプロバイダーの光コラボを選ぶとメールアドレスも変わらないので簡単だ。

同じプロバイダーでも光コラボだと安い

フレッツ光+プロバイダー光コラボ
「OCN 光 with
フレッツ」
ファミリータイプ
月額6710円
※2年割適用時
「OCN光」
ファミリータイプ
月額5610円
※2年自動更新型割引適用時

もちろん、料金やサービス面に優れるほかの事業者を選ぶ手もある。その場合は、転用後に以前のプロバイダーの解約が必要になるので、違約金の有無に注意しよう。

更新月であれば違約金もかからない

光コラボから別の光コラボへの移転という手段も検討しよう

光コラボは契約時のキャッシュバックや割引が手厚いため、かなりお得に利用できるのがメリット。

そこで活用したいのが、光コラボから別の光コラボへの乗り替え。更新月をねらって乗り替えれば違約金もかからず、新たなキャッシュバックや割引が適用できる。ただし、最初の転用時に比べると特典規模は小さい。

光コラボどうしの移転にも割引がある

光コラボから別の光コラボへ移転(事業者変更)でも、割引やキャッシュバックが使える。各事業者ごとに特典規模が違うので確認しよう。

画像: ● 光コラボどうしの移転にも割引がある

移転手続きは、以前はかなりめんどうだったが、2019年7月に「事業者変更」という新制度が誕生。これで一気に手続きが簡素化された。

光コラボから光コラボへの移転の流れ

契約中の光コラボで「事業者変更承諾番号」を取得

移転先の光コラボに申し込む(事務手数料3300円)

移転先の光コラボから書類が送られる

書類に従って通信機器の接続設定を行う

まずは現在契約中の光コラボ事業者で「事業者変更承諾番号」を取得。以降は通常の転用の場合と同じく、移転先事業者への申し込みを行えばいい。手続きは1週間から2週間程度で完了する。

移転するには、契約中の光コラボで「事業者変更承諾番号」を取得。その後、移転先の光コラボで申し込みを行う。現在の回線をそのまま使えば工事費は無料。事務手数料3300円のみで乗り替えできる。

乗り替え先で使えなくなるサービスもある

回線やプロバイダーを変更する際は提供サービスにも注意

プロバイダーが独自提供するセキュリティ対策や出張サポートなどは、プロバイダーを変更すると使えなくなる。類似のオプションに加入するなどして対応しよう。

フレッツ光で提供する「フレッツ・テレビ」の場合、プロバイダーのみの変更なら継続利用が可能だが、auひかりやNURO光など異なる回線へ乗り替えると使えない。「ひかりTV」の場合は、NURO光も提携しているため、エリア限定で申し込みが可能。

一方、フレッツ光から光コラボへ転用する場合は、フレッツ・テレビやひかり電話などの主要なオプションは継続利用OK。ただし、ひかり電話は、「安心プラン」などの一部のプランが継続利用できないので要注意だ。

プロバイダー独自のオプションは利用不可

画像: ● プロバイダー独自のオプションは利用不可

光コラボの場合は提供元で取り扱いサービスが異なる

画像: ●NTT東日本 光コラボレーションモデル https://flets.com/collabo/list/

●NTT東日本 光コラボレーションモデル
https://flets.com/collabo/list/

※価格は記事作成時のものです。

■解説/宮下由多加(ITライター)

This article is a sponsored article by
''.