【iPhone・Androidスマホ】紛失時にとるべき正しい行動とは?拾ってくれた人がいた場合は?

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スマホを紛失した時に備えて「スマホを探す」機能を有効にしておこう。また、スマホの紛失に気づいたらiPhoneはiCloudから、AndroidスマホはGoogleの「スマートフォンを探す」から現在地を確認できる。取り戻すのが難しいときは、あきらめて遠隔操作ですべてのデータを消去することも必要だ。

セキュリティの最強極意16
拾ってくれた人が善人とは限らない!

「iPhone」「スマホを探す」機能を使う場合はここをチェック!

いつも使っているスマホを紛失した状況を想像してみてほしい。スマホの中には、さまざまな個人情報、写真、メールやSNSの記録、会員証、キャッシュレス決済アプリやクレジットカード情報まで入っている。

これらを悪用されると被害は甚大で、家族や知人にまで影響が及ぶおそれがある。そのため、iPhoneにもAndroidスマホにも、パソコンや別のスマホなどを使って探したり、遠隔操作でロックしたり、情報を削除したりする機能がある。

その前提として、「スマホを探す」機能が有効になっている必要がある。iPhoneもAndroidスマホも「設定」から操作できるので必ずオンにしておこう。紛失に気づいたら、iPhoneはiCloudから、AndroidスマホはGoogleの「スマートフォンを探す」からスマホの現在位置を確認できる。

iCloudでiPhoneの位置を確認する

パソコンや別のスマホなどでiCloud(https://www.icloud.com/)にサインイン。「iPhoneを探す」で探している機器を選ぶと、地図上に場所が出る。

家の中やオフィス内にあるが、見つからないといったときは呼び出し音を出せる。誰かに拾われた可能性が高い場合は、画面に自分の連絡先やメッセージを表示できる。

iPhoneに連絡先やメッセージを表示

「サウンド再生」で音を鳴らす、「紛失モード」で電話番号やメッセージの表示、「iPhoneを消去」で全データの削除を遠隔で操作できる。

拾った相手が善人なら、電話をかけてきたり、警察に届けてくれたりするだろう。しかし、必ずしも信頼できる人とは限らないので気をつけたい。電話では親切そうだったので、直接受け取りに行ったら人気のない場所に連れ込まれたとか、謝礼として不当な要求をされたといった事例も耳にする。明らかに個人宅に保管されているのに連絡が取れないといったこともある。

Googleアカウントでスマホを探す

AndroidスマホやGoogleアカウントを設定したiPhoneは、Googleの「スマートフォンを探す」(https://myaccount.google.com/find-your-phone)で探せる。

このように取り戻すのが難しいときは、そのスマホをあきらめて、遠隔操作ですべてのデータを消去できる。新しいスマホの購入費用や再設定の手間がかかるが、情報の悪用や身体的被害のリスクを考えると、賢明な選択といえる。

スマホのロックやデータの消去が可能

iPhoneと同様、音を鳴らしたり、スマホをロックして画面に連絡先を表示したり、全データを消去したりといったことが遠隔操作でできる。

解説/下島朗(エントラータ)

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