最近は、電磁波発生への対策を施したドラレコ製品が数多く出ているが、廉価モデルだと未対応である可能性もある。ドラレコを取り付けたらラジオの入りが悪い場合の最良の解決策は、電磁波対策への対応品に買い替えること。しかし、せっかく手に入れたドラレコなので、ここでは3つの方法をわかりやすく解説していく。

ドラレコを取り付けたらラジオの入りが悪い!

読者からの質問

たまたま廉価で手に入ったドラレコ(ドライブレコーダー)をディーラーで取り付けてもらったのですが、その後、明らかにFMラジオの入りが悪くなってしまいました。もう1台のクルマにも別のドラレコを別のディーラーで取り付けてもらいましたが、また同じ現象が起こってます。なぜでしょうか? 解決策はありますか?(M.Sさん 神奈川県 28歳)

編集部:

この質問は、カーAV評論家の会田肇さんに聞きます。

専門家の回答

専門家:

「電子機器がラジオの入りに悪影響を及ぼすのは、何もドラレコに限ったことではありません。例えば、CDプレーヤーやパソコンもノイズの発生源となります。その原因は、機器が発生する電磁波との相互干渉によるもので、特にアナログ信号を受信するラジオでは、この影響を受けやすいといえます。また、地デジへの影響もあるので、その意味でも、ドラレコが発するノイズへの対策は、極めて重要といえるでしょう。

最近は電磁波発生への対策を施したドラレコ製品が数多く出ていますが、廉価モデルだと未対応である可能性もあります。最良の解決策は電磁波対策への対応品に買い替えることですが、せっかく手に入れたドラレコなので、次の方法を試してみてください。

一つは、ラジオのアンテナから遠ざけること。運転席側のフロントピラー付近にアンテナを備えている場合は、ドラレコを助手席側に取り付けることで影響を弱められる可能性があります。また、ノイズの影響が弱まる場所を探す方法もありますが、ドラレコとして使える場所に設置しないといけないことはいうまでもありません。

二つめは、ドラレコの配線の取り回しを見直す方法です。電源コードや各種のケーブルがアンテナとして働き、ノイズを振りまいている可能性もあるからです。これは、いろいろトライして、最良の場所を探すことになります。

三つめは、ドラレコの電源ケーブルに『フェライトコア』を装着する方法です。これはパソコンのACアダプターなどにも使われているもので、その目的は同様にノイズ除去効果です。ドラレコでも、これを電源ケーブルに装着することで、一定のノイズ削減効果があることは確かです。なお、フェライトコアはホームセンターなどで簡単に手に入ります」

編集部:

なるほど、解決策はいくつかあるんですね。

専門家:

「これでもノイズが取りきれないとなれば、やはり対策済みの製品に替えるしかないですね。ここで注意すべきは、『ノイズ対策済み』と書いてあっても、海外製品だと日本の電波事情に即していないこともありうることです。日本メーカーならそうした事情も踏まえたうえで設計開発しており、その意味でも、日本の大手メーカーの製品を選んでおけば安心できるといえるでしょう」

編集部:

日本の大手メーカー製ドラレコなら安心ということですね。ありがとうございました!

This article is a sponsored article by
''.