「腸活と言っても何をすればいいの?」と思う人もいるでしょう。とりあえず手っ取り早いのは、腸に良いと言われるヨーグルトやドリンクで、乳酸菌を取り入れることからはじめてみては? とはいえ世の中には数え切れないほど乳酸菌の種類がある気がします。そこで入手しやすい定番の乳酸菌を10種リストアップしてみました。
人それぞれカラダに合う乳酸菌は違う? 選択肢豊富な時代の乳酸菌案内
近年は、乳酸菌にも相性があって、ひとぞれぞれ自分に合う乳酸菌は違うと言われるようになりました。そこで自分にうってつけの乳酸菌を選ぶことができるように、期待される効果別にリストアップしたので、自分にとってのベスト乳酸菌を探す手がかりにしてくださいね。
そもそも乳酸菌とは?

まずはここから! 代表的な乳酸菌10選
1.ビフィズス菌B-3
腸内環境を整え排便リズムを改善する特徴を持つのが、森永「ビヒダス プレーンヨーグルト」に入っているビヒダス菌「ビヒダスBB536」という菌種で、生きて腸まで届く力が強いと言われています。
2.ラクトバチルスGG
生きたまま腸に届き、高い定着性で腸内フローラをバランス良く保つとのこと。トクホのタカナシ「おなかにGG」に配合。
3.1073R-1乳酸菌
6000種類から選び抜かれた「強さひきだす乳酸菌」1073R-1乳酸菌。使用されているのは「明治プロビオヨーグルトR-1」です。
4.ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株
免疫細胞の活性化に関わると言われているヤクルトの「L-カゼイ・シロタ株」として日本一有名な乳酸菌。
5.プラズマ乳酸菌
健康な人の免疫機能の維持に役立つプラズマ乳酸菌。キリンの「iMUSE(イミューズ)」シリーズに配合されています。
6.ガセリ菌SP株/ビフィズス菌SP株
2つの菌を組み合わせることによって、腸内環境の改善に役立つ。雪印メグミルク「ナチュレ恵」シリーズに配合。
7.クレモリス菌FC株
腸管免疫を強化し、全身の免疫バランスを整えます。フジッコの「カスピ海ヨーグルト」に多く含まれています。
8.LG21乳酸菌
一時的な胃の負担をやわらげる機能が報告されています。明治「プロビオヨーグルトLG21」など。
9.ビフィズス菌BifiX
ビフィズス菌BifiXと食物繊維イヌリンを配合し「短鎖脂肪酸」の産生力が高いのが特徴で、グリコの「BifiX」シリーズに含まれています。
10.L.ロイテリ
全身の体内細菌のバランスを支えることで、身体の内側から私たち人間の健康のサポートをする特別な善玉菌「L.ロイテリ」。配合しているのは、OHAYO「体内菌質ケア ロイテリ」です。
まとめ:どの菌が自分に合っているかが大切
乳酸菌選びで最も重要なのは、自分の目的に合った種類を選ぶことです。また、複数の乳酸菌を組み合わせることで相乗効果を期待できることも。どの乳酸菌が自分に合うのか、一つ一つ試していくのも、きっと楽しいはずです。
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