オーディオテクニカは、モニターヘッドホン「Mシリーズ」の新製品としてワイヤレスになった「ATH-M20xBT」を発売した。本機は、「Mシリーズ」のエントリーモデルで、2台同時にワイヤレス機器へ接続できるマルチポイント機能を搭載しており、広帯域かつフラットな特性で力強い低音を再生する40mm径のドライバーをワイヤレスで楽しめるのが特徴のモデル。
オーディオテクニカ
ATH-M20xBT
●実売価格:9900円程度
オーディオテクニカは、モニターヘッドホン「Mシリーズ」の新製品としてワイヤレスになった「ATH-M20xBT」を発売した。
本機は、「Mシリーズ」のエントリーモデルにあたる「ATH-M20x」(有線モデル)の音質を引き継ぐワイヤレスモデルで、強磁力マグネットを採用した40mm径CCAWボイスコイルドライバーを搭載する。広帯域かつフラットな特性で解像度の高いモニタリングができる有線モデルの音質を、ワイヤレスで持ち運ぶことができる。
2台のBluetooth機器へ同時接続できるマルチポイントに対応しているから、毎日使うスマートフォンと、学校や仕事で使うPC・タブレットへ同時に繋ぐことができる。それにより、タブレットでライブ映像を楽しんでいる時に、スマートフォンに着信があった場合でもペアリングし直すことなく、即座に対応することができる。
また、本機には、高音質マイクが内蔵されているから、スマートフォンやPC・タブレットを通して、ヘッドホンだけで通話することが可能。操作は、指がかかりやすく押しやすい耳元のボタンで通話や再生、音量調整を簡単できるから、ストレスなく思い通りの操作ができる。
イヤカップは、大音量の環境下でも優れた遮音性を発揮する耳を覆うオーバーイヤスタイルを採用しており、プロ仕様のイヤパッドとヘッドバンド素材により耐久性を実現している。さらに、オーバーイヤヘッドホンとしても最軽量クラスの約216gの質量となっており、長時間でも快適に使用することができる。
使用可能時間は、フル充電(約4時間)で最大60時間再生できるから、毎日充電する必要がないうえ、バッテリーを気にしながら使う心配がない。充電は、USBType-A-USB Type-Cケーブルが付属しているから、さまざまな環境下で充電が行うことができる。また、急速充電にも対応しており、10分の充電で、約3時間の使用が可能となっている。また、シーンに合わせて使い分けができる有線接続が可能な1.2mコードを付属。電池残量が少ないときのリスニングや、とっさにPCに繋いでヘッドホンを使用したい時にも便利だ。
ワイヤレスモデルの使用で起こる音の遅延に対しては、低遅延モード(Low Latency Mode)で対応している。スマートフォンやタブレットでゲームプレイや動画視聴の際に、音と映像のずれを感じたら低遅延モードをONにすれば、音の遅延を気にすることなく、好きなコンテンツに夢中になることができる。そのほか、SiriやGoogleアシスタントにも対応しているから、ボタンを長押ししてマイクに向かって話しかけるだけで、メッセージや通知の読み上げなどをしてくれる。さらには、Androido端末を使用している人であれば、簡単にペアリングができるなど、便利な機能も搭載している。
※価格は記事作成当時のものです。