【TVS REGZA】LED広色域量子ドット液晶パネルを搭載した4K液晶テレビ 高輝度化と高画質を実現したモデル

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TVS REGZAは、レグザ初Mini LED広色域量子ドット液晶パネルを搭載した4K液晶テレビの新製品として、タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ「Z875Lシリーズ」(75Z875L/65Z875L)と「Z870Lシリーズ」(55Z870L)の2シリーズから3モデルを発売した。

TVS REGZA
レグザ Z875L/Z870Lシリーズ

●実売価格:Z875Lシリーズ(75V型)=55万円程度、(65V型)=41万8000円程度、Z870 Lシリーズ(55V型)=30万8000円程度

新開発Mini LED広色域量子ドット液晶パネル搭載タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ

TVS REGZAは、レグザ初Mini LED広色域量子ドット液晶パネルを搭載した4K液晶テレビの新製品として、タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ「Z875Lシリーズ」(75Z875L/65Z875L)と「Z870Lシリーズ」(55Z870L)の2シリーズから3モデルを発売した。

75Z875L(75V型)

いずれのシリーズも、多数のLEDを緻密に配置することで高輝度化を図るとともに、広色域量子ドットの採用により色鮮やかな高画質を実現。高度なバックライトエリアコントロールにより、高コントラストで鮮やかな映像を再現している。

Mini LED広色域量子ドット液晶パネル(図はイメージ)

「Z875Lシリーズ」には、3年ぶりに全面刷新した高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」を搭載。ディープニューラルネットワーク(DNN)のAIエンジンの搭載により、その場にいるかのような臨場感や、手を伸ばせば触れられるかのような質感の再現を可能とした。一方「Z870Lシリーズ」においては、新高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRII」を搭載している。

バックライト制御は、「Z875Lシリーズ」においては「Mini LEDエリアコントロールZRα」を搭載。点灯値の生成に仮想細分割エリアを用いて絵柄に適したLED点灯を実現。階調重視信号補正を行うことで、発生しがちなハロを抑制するとともに、明部と暗部の階調性豊かな高コントラスト映像を実現している。「Z870Lシリーズ」においては「Mini LEDエリアコントロール」を搭載している。

Mini LEDエリアコントロール ZRアルファ(図はイメージ)

「Z875Lシリーズ」は、映像のエリアごとにニューラルネットワークによる分析を行い、被写体と遠景を識別して、それぞれの部分に適した超解像処理を実施する「AIナチュラルフォーカステクノロジー」を搭載。被写体を高精細に描き出しつつ、遠景の超解像処理を抑制することで、奥行き感、立体感のある映像を実現。「Z870Lシリーズ」においては、超解像技術を採用している。

(左)処理前:被写体と背景を識別。それぞれに適応した超解像処理を実施。
(右)処理後:被写体が繊細な映像になることで背景に奥行きと立体感が生まれる。

また、「Z875Lシリーズ」では、AIが映像内にある顔領域をリアルタイムで検出し、顔や肌の色がカラーシフトしているかをより高精度に判定する「美肌AIフェーストーンZRα」を搭載。ドラマなどで照明等の影響により不自然にカラーシフトした顔色をより自然な色に補正してくれる。さらに、人物に適した超解像処理を施すことで、立体感のある美しい人物映像を描き出してくれる。

このほか、「ネット動画AIビューティZRα」「地デジAIビューティZRα」など、さまざまな高画質技術にも対応している。なお、「Z870Lシリーズ」では、「美肌フェイストーンZRII」「ネット動画ビューティZRII」「地デジAIビューティZRII」を搭載している。

美肌AIフェイストーンZRα(図はイメージです)
(1)AIで映像から人物の顔を認識。
(2)人物の肌を補正する。
(3)ナチュラルな人物映像に仕上げてくれる。

音質面では、実用最大出力合計値70W、マルチアンプ駆動の「重低音立体音響システムZP」を搭載により、2wayバスレフボックスメインスピーカー、トップツィーター、重低音バズーカなど合計7個のスピーカーを駆動。臨場感ある迫力のあるサウンドを再現することができる。

重低音立体音響システムZP(図はイメージ)

そのほか、いずれのシリーズとも、放送済みの番組を過去番組表からすぐに楽しめる「タイムシフトマシン」機能を搭載しており、地上デジタル放送を最大6チャンネル録画することができるから、見たい放送番組をいつでも視聴することができる。予約なしで、「あとで」見るとか、見逃した番組を「これから」見るといった自由な視聴スタイルを実現している。

タイムシフトマシンのさまざまな機能(図はイメージ)

いずれのシリーズにも、新4K衛星放送を楽しめる4Kチューナーを2基内蔵しており、4K放送を視聴しながら別の4K放送の番組を別売の外付けUSBハードディスクに録画することができる。さらに、タイムシフトマシン用とは別に地上/BS・110度CSデジタル放送チューナーを3基内蔵しているから、番組を視聴しながら、同時に別の2番組をUSBハードディスクに録画することが可能だ。

みんなに人気の番組をランキング形式で表示する「レグザナビ」や、これから放送される新ドラマや特番などをテレビ情報誌のように表示する「番組ガイド」により、見たい番組をすぐ見つけることができ、簡単に番組録画をすることができる。番組単体での録画はもちろんのこと、おまかせ録画を設定することも可能だ。

レグザナビ(画像はイメージ)

主な仕様

「75Z875L(75V型)」の本体サイズは、幅167.4cm、奥行き38.6cm、高さ99.6cm、重さは40kg(卓上スタンド含む)/39.2kg(本体のみ)。「65Z875L(65V型)」の本体サイズは、幅145.2cm、奥行き32.9cm、高さ86.8cm、重さは29.5kg(卓上スタンド含む)/28.5kg(本体のみ)。「55Z870L(55V型)」の本体サイズは、幅123.3cm、奥行き31.3cm、高さ74.2cm、重さは21.5kg(卓上スタンド含む)/20.5kg(本体のみ)。搭載するチューナーは、新4K衛星放送対応チューナーを2基、地上デジタル放送対応チューナーを9基、BS・110度デジタル対応チューナーを3基搭載。接続端子は、HDMI入力とUSB端子をそれぞれ4つ、ビデオ入力、光デジタル音声出力、LAN端子、ヘッドホン端子をそれぞれ1つ装備している。

※価格は記事作成当時のものです。

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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