オーディオテクニカは、ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンの新モデルとしてフラグシップとなる「ATH-TWX9」を発売した。本機は、「360 Reality Audio」認定のイヤホンで、5.8mm径の高解像度ドライバーを搭載。硬質と軟質素材を3層に重ね合わせた振動板を採用することで、キレのいい低域と伸びやかな高域、そして粒立ちのいい繊細な音を体験できるモデルとなっている。
オーディオテクニカ
ATH-TWX9
●価格:3万3000円
オーディオテクニカは、ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンの新モデルとしてフラグシップとなる「ATH-TWX9」を発売した。
本機は、「360 Reality Audio」認定のイヤホンで、5.8mm径の高解像度ドライバーを搭載。硬質と軟質素材を3層に重ね合わせた振動板を採用することで、キレのいい低域と伸びやかな高域、そして粒立ちのいい繊細な音を体験できるモデルとなっている。
360 Reality Audio とは、ソニーのオブジェクトベースの360立体音響技術でアーティストがライブ演奏をする場に入り込んだかのような、臨場感豊かな音場を実現する新たな音楽体験のこと。コンテンツの制作時には、アーティストやクリエイターの創造性や音楽性に従って、ボーカル、コーラス、楽器などの音源に距離や角度などの位置情報を付けて全方位に配置することが可能。 また、コンテンツの再生時には、制作意図が反映された、360°全ての方向から音が届く体験を楽しめる。
小型ドライバーでも豊かな音を奏でることができるように、「外磁型」の磁器回路とエッジマウント方式を採用。ドライバーの出力を高める磁器回路と、ステンレス製の薄型プレートで、振動板を固定することによって振動板の駆動面積を極限まで広げ、同口径のドライバーサイズを超えた、量感溢れる音を再生してくれる。
ボイスコイルを振動板から浮かせて配線する構造によって、振動板にかかる配線のテンションを軽減。振動板にストレスがかからないため、入力された音楽信号に忠実かつ正確なサウンドを奏でてくれる。
ユニット背面のダンパー材には、最高水準の技術力で生まれたスイス・Sefar社製の高精度な技術で作られた緻密な音響メッシュを採用しており、空気の流れを整えることにより、ドライバーからの出力音圧をコントロール。高いノイズキャンセリング性能と高解像度再生を実現している。
本機には、筐体の2か所に、小型の高性能MEMS(Micro Electro Mechanical System)マイクを配置しており、この2つのマイク(フィードフォワード方式とフィードバック方式)を利用したビームフォーミングマイク技術によって、騒音化であっても、相手にクリアな声を届けることができる。
また、イヤホンを装着した際に聴こえにくくなる自分の声も、自分の声をイヤホンに戻すサイドトーン機能によって、本機のマイクを通して自分の発した声が聴けるから、閉塞感が緩和され、イヤホンを付けていない状態に近い感覚で自然な通話が可能となっている。専用アプリ「Connect」を使えば、声の取り込み量の選択やON/OFFの切り替えがいつでもできる。
さらに、音楽を再生中と同様に、通話中の場合でも、居る場所や状況に応じてノイズキャンセリング機能やヒアスルー機能、ノイズキャンセリング機能OFFの切り替え(アンビエンスコントロール)を使用することができる。
2台のBluetooth機器へ同時接続できるマルチポイントにも対応しているから、PCで音楽を聴きながら、スマートフォンに着信があっても、再度ペアリングする手間がかからないのもうれしい。
付属の充電ケースは、深紫外線LED照射と、その光を均等に行き渡らせるミラー加工が施されているため、イヤピース表面に付着する細菌やウイルスを約70秒間の照射で除菌することができる。充電するたびにイヤホンをリフレッシュすることができるから、常に清潔な状態で使うことが可能だ。
IPX4相当にも対応しているから、突然の雨や汗がかかる程度であれば、問題なく使える(完全防水ではない)。充電時間は、イヤホンが約2.5時間で、充電ケースは、約3.5時間(ワイヤレス充電時は、5時間)で満充電になり、連続使用時間は、イヤホン単体で最大約6時間、充電ケースとの併用で約18.5時間使用することができる。
◆オーディオテクニカ:ATH-TWX9 の公式サイト
※価格は記事作成当時のものです。