【林正儀セレクト】魅惑のコンポ(4)人気急上昇のカナダハイエンドブランドに没入する

家電・AV

人気急上昇のカナダブランドといえばパラダイムだ。日本上陸時は研究所レベルの高い技術にのけぞったものだが、主役に抜擢したFounder 40Bは、最上位のPersonaシリーズに次ぐミドルハイクラスのブックシェルフ型だ。アンプは北欧スウェーデンがフィットしそう。I15 PRISMA MK2は、現代的なクラスDのプリメインだ。

本稿は『極上 大人のオーディオ大百科 2023』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

[別記事:【林正儀推奨】おすすめコンポ6セットはコレ!テーマ性を大切に目標を掲げよう→]

スピーカー パラダイム「Founder 40B」

カナダ
実売価格例:38万5000円(ペア)
●幅197mm×高さ368mm×奥行き320mm
●11.3kg(1本)

パラダイムの準フラッグシップとなる2ウェイ機だ。上位モデル、Personaの技術を引き継いで、「PPA音響レンズ」を装着しているのが特徴。

CDプレーヤー ラックスマン「D-03X」

日本
実売価格例:28万60円
●幅440mm×高さ133mm×奥行き410mm
●13.2kg

ラックスマン創立95周年を記念したCD専用プレーヤーだ。MQA再生にも対応した最新ベーシック機で、USB DAC機能も搭載する。

プリメインアンプ プライマー「I15 PRISMA MK2」

スウェーデン
実売価格例:31万3500円
●幅350mm×高さ73mm×奥行き310mm
●6.4kg

プライマー「15シリーズ」の中心的モデルだ。DAC付きクラスDアンプの新製品で、DACチップがESS製にリニューアルされた。

組み合わせ価格:97万8560円

人気急上昇のカナダハイエンドブランドに没入する

近ごろ人気急上昇のカナダブランドといえば、パラダイムだ。CDの歴史と同じ、1982年創業の老舗スピーカーメーカーだが、日本上陸は比較的最近のこと。研究所レベルの高い技術にのけぞったものだが、主役に抜擢したFounder 40Bは、最上位のPersonaシリーズに次ぐミドルハイクラスシリーズのブックシェルフ型だ。

Personaのようにオール・ピュアマグネシウムとはいかないが、アルミ/マグネシウム/セラミックをブレンドした高性能なユニットを搭載。幾何学的な模様が美しい音響レンズを装着し、いかにもハイテク&ハイセンスなスピーカーである。ペア165万円のPersona Bと比べても、さほど見劣り聴き劣りせず、コスパ的にも満足度が高い。

さあ、コンパクト2ウェイのFounder 40Bを、どんな組み合わせで鳴らそうか。カナダに対して、アンプは、北欧スウェーデンがフィットしそう。I15 PRISMA MK2は、現代的なクラスDのプリメインだ。CDを聴くだけならESSの高性能DACは必要ないが、ハイレゾ音源を楽しむのもいいだろう。特別に組まれたアンプモジュールや強化電源により、力強さとクリーンな音質を併せ持つ独自のサウンドは健在だ。

CDプレーヤーは、国産の雄、ラックスマンで、創立95周年記念のD-03Xとしよう。強固なメカベースを搭載しつつ、シンプルですっきりとしたデザインがいい。MQA-CD/MQAファイルの再生にも対応しているし、アンプやスピーカーの音を、脚色なく引き出してくれるはずだ。

そのねらいは的中。Founder 40Bのナチュラルな音色の統一感とスムーズなつながりが、うまく引き出されている印象だ。パラダイムらしいクールな現代性、そして音楽表現力の高さが、その音から感じ取れる。

しかも92デシベルと、このサイズでは断トツの高能率。ユニットどうしのスピードがよくそろっているため、ボーカルもインストゥルメンタルもジャンルの分け隔てなく、演奏の呼吸や声の存在感をリアルに体感させてくれるのだ。

■解説/林正儀(AV評論家)

※情報は記事作成時のものです。
※この記事は『極上 大人のオーディオ大百科 2023』(マキノ出版)に掲載されています。

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