ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車のPASシリーズから、通勤・通学向け27型の車両として「PAS CITY-SP5(2023年モデル)」を発売した。本車両は、登坂時などの高回転ペダリング時でも、のびやかで快適な乗り心地と、状況に合わせて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーアシスト」を搭載したモデルとなっている。
ヤマハ発動機
PAS CITY-SP5(2023年モデル)
●価格:15万1800円
ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車のPASシリーズから、通勤・通学向け27型の車両として「PAS CITY-SP5(2023年モデル)」を発売した。
本車両は、登坂時などの高回転ペダリング時でも、のびやかで快適な乗り心地と、状況に合わせて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーアシスト」を搭載しているのが特徴のモデル。
27型のタイヤと内装5段変速、及び15.4Ahのリチウムイオンバッテリーの搭載により、快適な走行が可能。内装の5段変速「S.P.E.C.5」は、車速センサーが読み取った走行速度と、ペダルを踏む力から走行状態を推測し、各シフトポジションごとに最適なアシスト力を提供してくれるシステムで、快適な走行を実現している。
新設計となったコントロールスイッチ「スマートクロックスイッチ」は、実際の利用シーンで、特に確認することが多い、時計の表示を大きくし、視認性を向上させている。また、走行モードの切替ボタンは、アシストダウンボタンに比べアシストアップボタンを大きくし、上下非対称にすることで走行中でも操作がしやすい形状にしている。さらに、各種操作ボタンの配置に加え、選択中の走行モード、バッテリー残量など瞬時に確認できるディスプレイの情報配置にもこだわって設計されているから、従来モデルに比べても、使いやすくなっている。
バッテリーの残量が20%を切ると、お知らせランプが点灯し、「ピピッピピッ」とブザー音が鳴るため、目と耳で残量の低下を確認することができ、突然の電池切れを防げるようになった。また、バッテリーの残量が、10段階のインジケーターと"%"で表示されるため、残量の確認もしやすくなっている。
アシストモードは、強モード、スマートパワーモード、オートエコモードプラスの3モード。1充電あたりの走行距離は、強モードで52km、スマートパワーモードで59km、オートエコモードプラスで86kmの走行が可能。
その他、大きな荷物も収まるスチール製の大型バスケット(約25リットル)や、駐輪時にハンドルのふらつきを抑えるパーキングストッパー、盗難から守るためのワイヤーロックなども標準で装備している。
車両の大きさは、全長1880mm、全幅585mm、サドル高800~935mm、軸長距離1155mm。車両の重さは、27.8kg(ワイヤーロックは除く)。タイヤサイズは、27×11/2WO、タイヤ幅は約3.8cm。搭載電池は、リチウムイオン電池、電圧25.5V、容量15.4Ah。充電時間は、4時間で満充電になる。駆動方式は、チェーン式。車両カラーは、ミラーシルバー、マットオリーブ、マットネイビーの3色を用意している。
◆ヤマハ発動機:「PAS CITY-SP5」 の公式サイト。
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更されている場合があります。