扇風機とは違い、人間に向けるのではなく直進性の大風量で部屋全体の空気を循環させるのが目的のサーキュレーター。ただちょっと音がうるさい…? そこで『首振りがいらないサーキュレーター(KJ-D783W)』が静かなる大風量を実現したという。
ジェット機のエンジンを手掛けるターボブレード社と共同開発した特殊羽根・エクセルブレードを採用
「つけると会話やテレビの音が聞こえない!」
そんなサーキュレーターあるある問題に、2021年にブランディングを刷新、日本のものづくりを担う職人肌ブランドとして歩み始めた新潟県燕市に本社を置く老舗メーカーツインバードが立ち上がった。
ジェット機のエンジンを手掛けるターボブレード社と共同開発した『首振りがいらないサーキュレーター(KJ-D783W)』(350×230×370mm/2.6kg・価格未定・2024年5月23日発売)である。
開発した直径約30cmの特殊羽根「エクセルブレード」は、ジェット機のエンジンと同じ設計思想で、9枚の羽根を最適化することで静音性と大風量を両立させたという。
運転音は最小風量で約20dB、最大風量でも約48dB以下に抑えられており、生活空間で使用しても会話などのノイズになりにくい。またエクセルブレーの直進性の高い風によって、首振り機能なしでも8畳の部屋を約45秒で循環させることができる。
工具不要で前後のガードと羽根を取り外して丸洗いできるメンテナンス性もマル。首振り機能をなくしたことでベース部分をコンパクトにまとめ、スタンドを折りたたむと奥行き約15.6cmで収納可能である。
1時間あたりの電気代は約0.03円、1ヶ月の使用でも約7.2円と経済的。リビング空間にマッチするデザインも魅力だ。