最新の正しい情報が得られるように努めよう
地震や台風などの自然災害では、十分に対策を講じていたつもりでも、被害から逃れられないことがあるかもしれない。
また、自身や自分の家族が大きな被害に遭わなかったとしても、近所に住む人が被災した場合は、適切な援助を行う必要がある。
そのためには、常に新しくて正しい情報が必要だ。
携帯電話やスマホに届く緊急速報メールは、左表のように地震や津波を警告する場合だけでなく、国や自治体が発信する「災害・避難情報」の通達にも利用される。
被災時にはスマホの電池もちが気になるかもしれないが、省電力モードなどに設定して、緊急速報メールは受信できるようにしておこう。
そのためにも、モバイルバッテリーなどの予備電池を準備しておくのが賢明だ。
緊急速報の設定を確認
また、災害時には、一般的なポータルサイトやニュースサイトも災害関連のニュースが中心になる。
自分が見やすいと思うサイトをブックマークしておこう。
先にも述べたように、「ツイッター」も活用したい。ふだん用とは別に災害時用のアカウントを作っておくのも一考だ。
ツイッターやニュースサイトもフォロー
そのほかの備えとして、電子書籍なども活用したい。
2015年に東京都が作成した「東京防災」というハンドブックが話題になった。
東京都の全世帯に配布されたものだが、その電子版は誰でもダウンロードして閲覧できる。
「安全避難チェックポイント」「避難所生活での留意点」など、東京在住者でなくとも役立つコンテンツも多い。
東京防災
提供元:東京都
災害時や被災時の対処法を予習
なお、被災状況を動画で撮影した場合に、それをNHKに投稿できるアプリもある。
もちろん、自分や周囲の安全が最優先であることはお忘れなく!
NHKスクープBOX
提供元:NHK (Japan Broadcasting Corporation)
災害時に撮影した映像を投稿できる
解説/村元正剛(ITライター)
※アプリの画面は変更になる場合があります。