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【ダイソー】災害時も清潔な服を着たい! 簡易洗濯『ウォッシュバッグ』で醤油染みを洗ってみた

レビュー

「毎日の買い物はまず『ダイソー』から」をモットーにする筆者が発見した気になるアイテム。今回紹介するのは『ウォッシュバッグ』。洗濯機が使えない場面や予洗いをしたい場面などに活躍する手動の洗濯袋だ。災害対策はもちろん、アイディア次第で使い道が広がる便利グッズをレビューする!

見落としがちな災害時の洗濯問題。これさえあれば!

いつか必ず来る災害に備えて、筆者は日々防災グッズを集めている。本サイトでも

「非常用 簡易トイレ」(https://tokusengai.com/_ct/17682896)や、「折りたたみキャリーカート(黒)」、「コンパクトタオル」などを紹介したが、未知の脅威に対して準備しすぎるに越したことはない。そういえば今年で非常食の期限が切れるから買い替えないと……。

そんなことを考えながらSNSを見ていると流れてきたのがダイソー『ウォッシュバッグ』(387×465×18.5mm・約3L・希望小売価格 税込550円・発売中)。手動で簡易洗濯ができる防災グッズだ。

災害時は、洗濯機も使えない!

盲点だった。災害時、電気や水などの生活インフラは基本的に使えないと考えたほうがいい。当然、洗濯機も使えないはずだ。服くらい洗わずに何日も着ればいいと考えていたが、粉じんやほこりが付いた服は、細菌を持ち込んだりアレルギーの原因となったりする。

 

とくに下着は衛生面での影響が大きく、長期にわたる避難生活では必須の対策と言えるだろう。だからといって防災バッグに何十日分の下着を入れるわけにもいかない。洗濯が必要だ。

 

というわけで、早速『ウォッシュバッグ』を購入し、その使い心地をたしかめてみた。

 

『ウォッシュバッグ』の容量は約3Lで、肌着 ~Tシャツが入るサイズ感

中には、A4ノートが入るくらいの大きさの袋が1枚。素材はカッパのような厚手のポリウレタン。

上はベルトで補強され、その両端にバックルが付いている。バックルを締めればフックや肩などに引っかけられるし、外せば袋の口を大きく広げられるようだ。チャックやマジックテープなどはなく、密閉はできない。

下にはバルブが付いていて、排水できるようになっている。開放してもキャップが落ちないようになっていた。

中央には透明の窓があり、中の様子が見られる仕組み。汚れ具合などが分かるので使い勝手がよさそうだ。

 

『ウォッシュバッグ』で汚れたタオルを洗ってみた

実際に使いながら、使い方を解説

洗うのは、約50×110cmのやや薄手のタオル(綿100%)。体積はTシャツくらいのサイズ感だ。

左から、油汚れ(左下の薄いごげ茶色)、しょうゆ染み(左上から真ん中)、作業汚れ(外の屏を拭いたもの)

今回は災害時などの汚れを考慮して、油汚れ、しょうゆ染み、作業汚れをつけてから洗ってみた。

洗剤は、『ウォッシュバッグ』の横にセット商品のように売られていた「洗たく用洗剤シート」を使用。洗剤無しでももちろん使える。

 

まず、排水用のバルブが閉まっていることを確認する。

それから、タオル、

洗剤シート、

水を入れる。(水はTシャツで1.5Lが目安)。

上部を3回ほど折りたたみ、バックルを締める。これ以上洗濯物を入れるのはちょっと厳しそうだ。

 

準備が終わったら、振りまくる!

準備が整ったら、袋の上下を持って振りまくる!

透明な窓から様子を伺いつつ、振り続ける。水1.5Lと洗濯物合わせて約2kg近くあるから、長時間振るのはなかなかキツい。自動洗濯機、ありがとう……。

いい感じに振れたら、バルブを下にして開放。汚れた水が出てきた。洗濯物とバルブの間に空間があるから、排水がスムーズにされている。『ウォッシュバッグ』ならではの工夫だ。

 

洗剤を使った場合は、洗剤が無くなるまで再度注水・すすぎ・排水を繰り返す。なお、タオルが吸収した水は袋に入れたままだと脱水しづらい。取り出して、手で絞ったほうが簡単だ。

油汚れ(左下の薄いごげ茶色)が残り、しょうゆ染み(左上から真ん中)、作業汚れ(外の屏を拭いたもの)はきれいになっている

洗濯後のタオルを見てみると、油汚れ以外はけっこうきれいに取れていた。作業汚れのゴミがかなり付着していたので、洗う前にできるだけはらっておいた方がいいだろう。

 

洗濯以外の用途でも使える『ウォッシュバッグ』! 節水にも!

手動の洗濯袋『ウォッシュバッグ』を使ってみると、正直、適当な容器に水を入れて洗った方が良いのでは? と感じる。実際、その方が速いだろう。だが、『ウォッシュバッグ』は水にほとんど触れない、手を痛めないというメリットがある。

洗濯時も排水時も手が濡れないから、冬場に使いやすく衛生的

また、冬場にはさらに活躍する。冬の寒い環境での洗濯は地獄の作業に等しい。災害時はただでさえ過酷な環境にいるのだから、負担は少しでも減らすべきだ。『ウォッシュバッグ』は冬にこそ真価を発揮するのではないかと筆者は思う。

洗濯以外にも、排水バルブを利用した手洗い用の貯水タンク、濡れた衣服の持ち運び袋、釣った魚を持ち運ぶ袋(アウトドア用途)など、アイディア次第でさまざまな使い方ができそうだ。

 

うっかり見落としがちな災害時の衛生面の管理を、『ウォッシュバッグ』で解決してみてはいかがだろうか。

公式サイト

 

関連記事:【ダイソー・パトロール】国推奨アイテム発見! 『避難リュック・防災バッグの隙間に入るコンパクトグッズ』3選!

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レビュー100円ショップ防災
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森脇 学

こだわりや工夫の発見に喜びを感じる工学系出身ライター。グルメ(桃・海鮮・スイーツ)やサブカル(声優・乃木坂46)、雑貨が得意。最近はおしゃれグルメやダイソー巡りが趣味。

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