ビジネスや趣味でフル活用したいなら、できるだけ画面サイズの大きいモデルを選ぶのがベスト。
例えば、15.6型のいわゆる「A4ノート」なら広々とした大型ディスプレイを備えているので、オフィス文書の作成はもちろん、ブラウジングやメールも快適にこなせる。
もし、持ち運びも考えるなら、14型前後まで画面サイズを下げるのも悪くない選択といえる。
これなら、作業効率をできる限り損なわず、携帯性も底上げできるはずだ。
東芝こだわりのAV性能を詰め込んだプレミアムノート
東芝
dynabook T95/F
実売価格例23万6280円 発売年月2018年1月
サイズ幅379mm×奥行き258mm×高さ23.7mm 重量2.4kg
ディスプレイに、発色に優れた広視野角IPS液晶を採用した15.6型モデル。
第8世代のCore i7に加え、16Gバイトの大容量メモリーを備えるなど、性能面は妥協がない。
さらに、東芝独自の超解像技術「レゾリューションプラス」を搭載しており、映像や写真を解析し、自然な色合いで高画質化を施してくれる。
指紋認証に加え顔認証センサーも搭載
ここがスゴい!
4基のスピーカーを備えるなど、東芝らしくAV性能は盤石。標準で2年のメーカー保証が付くのもうれしい。
ここがイマイチ
ベゼル部が少々やぼったく、シャープさに欠ける。スペック面では、USB Type-C端子の非搭載が残念。
Office Home & Business 2016/15.6型/1920×1080/Core i7-8550U
16GBメモリー/512GB SSD/バッテリー7時間
最新プロセッサー搭載の高性能スタンダードモデル
マウスコンピューター
m-Book F556BD-S2
直販価格12万744円〜 発売年月2018年1月
サイズ幅377mm×奥行き257mm×高さ25.4mm 重量2.2kg
第8世代のCore i5を搭載した15.6型モデル。
メモリーは8Gバイト、ストレージには240GバイトのSSDを備えるなど、十分なスペック。
USB3.0 Type-Cを含む3基のUSB端子、HDMI端子やD-sub端子も用意するなど、インターフェース類も豊富。直販のBTOなので、メモリーの容量を増やしたり、SSDを増設したりもできる。
BTOのカスタマイズでBDドライブも搭載可能
ここがスゴい!
12万円台でこれだけのスペックを実現させたのは、みごと。インターフェース類が充実している点も魅力。
ここがイマイチ
性能、意匠ともに実用本位で、おもしろみには欠ける。パソコンにエンタメ性も求める人には物足りないかも
Office Personal Premium/15.6型/1920×1080/Core i5-8250U
8GBメモリー/240GB SSD/バッテリー6時間
大画面と携帯性を両立させたスタイリッシュノート
ASUS
ZenBook 14 UX430UA
実売価格例14万9460円 発売年月2018年1月
サイズ幅324mm×奥行き225mm×高さ15.9mm 重量1.27kg
厚さ15.9ミリ、重量1.27キロの軽量・スリムを実現した14.0型モデル。
CPUに第8世代のCore i5を搭載したハイスペック仕様を誇るほか、ハーマン・カードンと共同開発した高品質ステレオスピーカーを備える点も魅力だ。
ここがスゴい!
14.0型で最大9.4時間のバッテリー駆動を実現。実売15万円以下で、「オフィス」が付属する点もお得度が高い。
ここがイマイチ
ブルー系の配色は利用シーンを選びそう。ASUSお得意のスピン模様の天板は、高級感はあるがマンネリぎみか。
Office Home & Business Premium/14.0型/1920×1080/Core i5-8250U
8GBメモリー/256GB SSD/バッテリー9.4時間
お手ごろ価格で充実した基本スペックをしっかり実現
エイサー
Aspire E5-576-F78U/K
実売価格例12万8640円 発売年月2017年11月
サイズ幅381.6mm×奥行き259mm×高さ30.2mm 重量2.2kg
CPUは第7世代のCore i7だが、メモリーは8Gバイト、ストレージには256GバイトのSSDを搭載するなど、総合的なパフォーマンスは十分。
バッテリー駆動時間も最大8時間と、15.6型にしてはまずまずのスタミナぶりだ。
ここがスゴい!
基本スペックは、実売12万円台とは思えないほど優秀。DVDドライブやSDカードリーダーを備える点も便利だ。
ここがイマイチ
価格帯ゆえ致し方ないが、マイクロソフトの「オフィス」は非搭載。指紋認証などが備わっていない点も少々残念。
15.6型/1920×1080/Core i7-7500U
8GBメモリー/256GB SSD/バッテリー8時間
Windows本家ならではのハイスペックを誇る2in1
マイクロソフト
Surface Book 2
実売価格例39万7220円 発売年月2017年11月
サイズ幅312mm×奥行き232mm×高さ13〜23mm 重量1.63kg
解像度3000ドット×2000ドットの13.5型ディスプレイを搭載したデタッチャブル2in1。
最上位モデルでは、CPUに第8世代Core i7を備えるなど、同社らしい最新鋭のハイスペックを誇る。
最大17時間のバッテリー駆動も見ごとだ。
ここがスゴい!
2in1端末中、トップクラスの高性能を実現。オプションで筆圧検知対応の専用ペンが使える点も使い勝手がいい。
ここがイマイチ
重量は1.6キロほどと、このクラスでは平均レベル。映像出力端子が標準では非搭載という点も少々不便だ。
Office Home & Business Premium/13.5型/3000×2000/Core i7-8650U
16GBメモリー/1TB SSD/バッテリー17時間
富士通ならではのこだわりの使い勝手が満載でリーズナブル
富士通
LIFEBOOK AH WAA/B3
直販価格10万3037円〜 発売年月2018年1月
サイズ幅378mm×奥行き255.9mm×高さ25.4〜30mm 重量2.3kg
直販専用だが、富士通らしいこだわりが随所に満載された、使い勝手のいい15.6型モデル。
タイプする指に応じてキーの押下圧が異なる使いやすいキーボードを採用するほか、賢い日本語変換で定評のある「ATOK 2017」も搭載する。
ここがスゴい!
DVDドライブ付きの15.6型モデルが10万円台は驚異的。ATOKが付属するなど、バンドルソフトも豊富だ。
ここがイマイチ
軽めの用途であれば問題はないものの、処理性能はいま一つ。ディスプレイ解像度も、やはりフルHDは欲しい。
Office Personal Premium/15.6型/1366×768/AMD E2-9000
4GBメモリー/500GB HDD/バッテリー4.4時間
解説/篠原義夫(ガジェットライター)
※価格は記事制作時のものです。