新社会人として働き始めると、使い慣れないWindowsパソコンに悪戦苦闘することも。「早く効率的に業務をこなしたい」と思いながらも難しい……。そこでPC作業を劇的にスピードアップできる、ほぼアプリケーションでも共通の必要最低限版【Windows初心者専用】時短の神業ショートカットキー10選」をお伝えします!
社会人、慣れないパソコンに四苦八苦。まずは基本からラクしよう!
ショートカットとはずばり近道のこと。パソコンのアプリケーションを開いて作業するときに、マウスを使っていちいちメニューから操作していては、時間がいくらあっても足りません。つまり早く帰れません。そこで最低限知っておくべきWindowsでマウスを使わずサクッとスピードアップできるショートカットキーを一覧にしました。
各ショートカットキー解説
1. Ctrl+C / Ctrl+X / Ctrl+V(コピー・切り取り・貼り付け)
最も基本的かつ重要なショートカットキーです。テキストや画像などを選択して「Ctrl+C」でコピー、「Ctrl+X」で切り取り、「Ctrl+V」で貼り付けができます。マウス操作でメニューから選ぶ手間が省け、作業効率が格段に上がります。
2. Ctrl+Z / Ctrl+Y(元に戻す・やり直し)
操作を間違えた時に「Ctrl+Z」で一つ前の状態に戻せます。戻しすぎた場合は「Ctrl+Y」でやり直しができます。焦って誤操作をしても、このショートカットキーがあれば安心です。
3. Alt+Tab(ウィンドウ切り替え)
複数のアプリケーションを同時に使っている時、「Alt」キーを押しながら「Tab」キーを押すと、開いているウィンドウを素早く切り替えられます。タスクバーをクリックする手間が省け、複数の資料やソフトを行き来する作業がスムーズになります。
4. Windows+L(画面ロック)
席を離れる時に「Windows+L」で画面をロックできます。個人情報や機密情報を扱う仕事では、この習慣が情報セキュリティの基本となります。トイレや休憩で席を離れる際は必ず実行しましょう。
5. Ctrl+S(保存)
作業中のファイルを「Ctrl+S」で素早く保存できます。頻繁に保存する習慣をつけておけば、PCのフリーズや予期せぬトラブルでデータを失うリスクを減らせます。特に重要な文書を編集している時は、こまめに保存することをお勧めします。
6. Ctrl+F(検索)
長い文書の中から特定のワードを探したい時は「Ctrl+F」。検索ボックスが表示され、素早く目的の箇所を見つけられます。大量のデータから特定の情報を探す時間を大幅に短縮できる、仕事では欠かせないショートカットキーです。
7. Ctrl+A(すべて選択)
文書やフォルダ内のファイルをすべて選択したい時は「Ctrl+A」。一つずつクリックして選ぶ手間が省け、大量のファイルやテキストを一括で操作できます。
8. Windows+Shift+S(スクリーンショット)
画面の一部をキャプチャしたい時に便利なのが「Windows+Shift+S」です。クリップボードに保存されるので、すぐにメールやチャットに貼り付けられます。マニュアル作成や問題報告の際に重宝するでしょう。
9. F2(名前の変更)
ファイルやフォルダの名前を変更したい時は、選択してから「F2」キーを押すだけ。右クリックからリネームを選択する操作より断然速いです。ファイル管理が多い業務では効率アップに直結します。
10. Ctrl+Shift+Esc(タスクマネージャーを開く)
PCの動作が重くなった時や応答しないアプリケーションを強制終了したい時に「Ctrl+Shift+Esc」でタスクマネージャーを直接起動できます。「Ctrl+Alt+Delete」より一手間少なく、トラブル対応が迅速に行えます。
まとめ ~できる新人はショートカットキーを使いこなして早く帰れる!
これらのショートカットキーを使いこなせるようになると、マウス操作が減り、作業効率が飛躍的に向上します。一度に全部覚える必要はありません。まずは基本的なものから少しずつ習慣にしていきましょう。
特に新社会人一年生の方は、これらのショートカットキーを身につけることで、先輩や上司に「仕事が速い」という良い印象を与えることができます。実務経験が浅くても、PC操作が素早いだけで「できる新人」という評価につながることもあります。
ぜひ、日々の業務の中で少しずつ試してみてください。指先一つで仕事の速さが変わる、それがショートカットキーの魅力です。業務効率化の第一歩として、この「時短の神技」をマスターしましょう!