アウトドアに特化した、主に動画撮影が楽しめるアクションカメラ(アクションカムなどともいう)でトップブランドといえばGoPro。そのGoProのハイエンドモデルがHERO6 Blackだ。手ブレ補正付きの4K30p(手ブレなしでは4K60p)撮影と、240fpsのスローモーション撮影に対応。ダイナミックレンジも拡大し、より鮮明で高品質なアクション映像を記録できる。
〈8月1日 動画追加しました〉
GoPro
HERO6 Black
実売価格例:5万2000円
簡単な操作で、ハイクオリティな映像が撮れる!
HERO6 Blackのボディは小型で軽量だが、10メートル防水、Wi-Fi、ブルートゥース、GPS、HDMI出力など、必要な機能を備えている。
ボタン類は最小限で、カメラ上部にシャッターボタンを備えるほかは、側面に電源ボタン兼用モードボタン、底部にスロットカバーのロックを解除するラッチリリースボタンしかない。そのため、確実にシャッターボタンを押すことができ、速やかに撮影に入れる。
撮影に関する設定は、背面ディスプレイへのタッチ操作か、専用アプリを介してスマホで行うが、どちらもシンプルで、初めてでも操作に迷うことはないだろう。
手ブレを電子的に抑える映像安定化機能もパワーアップしており、撮れた映像を見返すたびにアクションカメラはやっぱりGoProだと強く感じた。
装着できないものはないほどにマウント類が充実!
国内メーカーからもアクションカメラがいくつか発売されているが、GoProはアクセサリーが豊富で、特にマウント系の充実ぶりには目をみはるものがあり、カメラを装着できないものはないといっていいほど。
撮る前にあれこれ考えるよりは、まず撮ってみて、よりおもしろい映像を撮る方法を考えたほうがいいだろう。
解説&写真/大浦タケシ
◆Profile/宮崎県都城市生まれ。雑誌カメラマン、デザイン企画会社を経てフォトグラファーとして独立。一昨年にドローンを始めて以来、動画撮影もときどき楽しんでいるが、編集せず放置したままの動画が多数HDDに眠る。
※価格は記事制作時のものです。